［MHA］伝説の個性を持つ少女と敵連合 (ページ26)

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皆んなが死を覚悟した瞬間だった一一一一一一一一

バンｯｯｯ！！！

入り口を見ると何やら人影が…。

緑「…っあ」

生徒「「「「あっ！！」」」」

オ「もう………。大丈夫………。」

生徒「「「「オールマイト！！！！」」」」

オ「私が来た！！！」

遂に生徒たちが待ちに望んだ、オールマイトが姿を現したのだ。

『弔。あれって…』

弔の隣に近寄る。

死「…コンティニューだぁ。」

『あいつがオールマイト…！』

初めて"平和の象徴"を生で見た。
いるだけですごい迫力、そして…その場の空気を変える……！！

流石、"平和の象徴"ってところね。

ぶるっと身体が震える。
ああ、こいつを殺したら皆どーなるのかな？？？

考えるだけでにやけが止まらない…！！！

『ふふっまたゲームスタートだぁ♪』

私は更にフードを深く被り直した。

オ「…嫌な予感がしてね。校長の話を振り切ってやって来たよ。来る途中で飯田少年と擦れ違って一一一

何が起きているか、あらまし聞いた。」

『(…飯田？黒霧さんが逃した生徒のこと？)』

オ「後輩らがどれだけ頑張ったか…

しかしだからこそ一一一一一胸を張って言わねばならんのだ。

もう、大丈夫！！！私が来た！！！」

(緑)「オール…マイト…

笑って、ない…。」

死「待ったよ、ヒーロー…

社会のゴミめ。」

登場したと思ったら瞬く間に敵を倒し、イレイザーヘッドの所へ行ったオールマイト。

『うわぁ～ｯｯはやいなぁ流石だなぁ。』

一瞬すぎて、何にも見えなかった。

オ「すまない…相澤君。
(意識がない。腕は折れていて、背中は崩れかけている…。飯田少年が言っていた、同じ年くらいの少女は要注意だと。

個性を消されても相澤君と互角…いやそれ以上の力があると…！

おそらく、この背中の傷は少女にやられたもの…なんていう力を持っているんだ…？！とりあえず、緑谷少年達を無事保護しなければ！！)」

そして、すぐさまこちらの方へ向かってくる。

　

死「…！！」

『きゃっ』

ドンｯｯと押される。

私を庇ったせいで、緑谷達を保護する瞬間にオールマイトに殴られた弔。

顔についていた手は、その時の反動でﾎﾞﾄﾘ…と下に落ちる。

　

　

死「ああ…ああ…」