125話 見知らぬ場所 ページ5
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ーーーーーーーとある日、AM6:00
「……んっ……？」
星歌はいつも通り、目を覚ました。
何時もなら、自分の部屋の天井や壁が見えるはず…。
しかし、ぼんやりとした寝起きの視界に見えたのは、自分の部屋には有り得ない木目調の天井だった。
「？……？………っ！？」
暫くして、状況を飲み込んだ星歌はガバリッと起き上がる。
キョロキョロと周りを見渡すと、自分の部屋ではないことは明確だった。
木で作られたログハウスのような壁や簡素な机、ノートパソコン。
その横にはキーボードと何故かケースに入ったヴァイオリンが置かれている。
少し離れた壁際には簡易キッチンや小さい冷蔵庫まである。
その隣には出入口とは違う扉があった。
「……」
星歌はベッドの近くにあった窓から外をのぞき込む。
そこからは青い空と白い雲、それに溶け合うように広がる海が見える。
「……ここどこですか？」
これが、やっと絞り出した第一声だった。
とりあえず起きてベッドから降り、キッチンの隣の扉を開ける。
そこはバスルームとトイレがあった。
扉を閉め、ぐるりと部屋を見渡す。
すると、机の上に何か紙が置いてあるのに気づいた。
それを手に取り見てみると…。
『good morning！！Mis.星歌！！
ユーをここに連れてきたは他でもないミーでありマース！！』
「でしょうね」
『今回！ユーにはヴァイオリンを主体にしたBGM用の短い曲を全部で10曲！作ってもらいマース！！
期限は５日間！それまでに完成させてパソコンでミーに送ってクダサーイ！！
デモ曲も審査するので、それも送るようにシテクダサーイ！！
生活に支障の無いように、できうる限りの設備は備えてアリマース！
bat！食事だけは自分で作ることデース！
食費などはこちらが提供シマースので、バンバン曲を作ってチョーダイ！！
健闘を祈りマーーース！！ byシャイニング』
それに目を通した星歌は深いため息をついた。
色々言いたいことはたくさんある。しかしそれを言うのも、彼にとっては暖簾に腕押しだ。
「そもそもどうやって家に……あ、昨日そのままリビングで寝ちゃった時ですかね？」
昨日は楽譜の照らし合わせをリビングでしていた。
知らず知らずのうちに寝てしまったのだろう。
そこを家に不法侵入(強調)した早乙女から攫われた。と言う事である。
「はぁ…まぁ、言われたからには、やらないとですね…」
星歌は準備のために、一旦洗面所へと足を向けたのだった。
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星歌(プロフ) - †NANA†さん» こんにちは、コメントありがとうございます。こちらに関しましては他の方からも言及があったのですが、フラグを立てているため変換されていないのだと思われます。直し方も分かっていないので、申し訳ありませんがご了承頂けると幸いです。 (2021年1月31日 18時) (
レス) id: a0f7ae3e39 (このIDを非表示/違反報告)
†NANA†(プロフ) - 葵さんの名前の所が○になっています。 (2021年1月28日 16時) (レス) id: 9dc612bbe9 (このIDを非表示/違反報告)
星歌(プロフ) - もんたろさん» 返信が遅くなって申し訳ありません。コメント、頂けるだけでも嬉しいです！残念ながら、私にも未だ分かっていない状態でして…。本当にすみません…。 (2017年12月31日 13時) (レス) id: 705ad98d73 (このIDを非表示/違反報告)
もんたろ(プロフ) - すみません。作者様にも原因が分からなかったんですね…お話を読み進めてから気づきました。コメントは気になさらないでください。 (2017年12月30日 22時) (レス) id: 47cdc4e065 (このIDを非表示/違反報告)
もんたろ(プロフ) - コメント失礼します。葵さんの名前がなぜだか〇になっていて、誤字かと思ったので報告させていただきました。既に気づいていらっしゃったらすみません…。とても引き込まれるお話で、時間を忘れて読ませていただいてます。更新頑張ってください。 (2017年12月30日 22時) (レス) id: 47cdc4e065 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：星歌 | 作成日時：2017年5月17日 17時
