145話 帰ってきてから ページ27
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拉致された海から帰ってきて、数日後の土曜日…。
星歌は海に行っていた間に出来なかった勉強をしたり、「あの子」に構ったり、作った曲を編集したりと少しゆったりした日々を送っていた。
そして今日、星歌は早乙女に呼ばれ、新しい曲の資料を貰って帰宅しようとしていた。
「今回の資料では、少し期間があるからゆっくり取り掛かれそうですね…。
まずは海で作った曲をあらかた綺麗に整えて…。
ーーーーーーーーー…そう言えば…」
街中を歩きながら、星歌は今後の事を考えていた。
そしてふと立ち止まり、鞄の中からあるものを取り出した。
取り出したのは、白い封筒に入った手紙だった。
早『Mis.星歌、これを差し上げまショーウ！』
『？……手紙、ですか？』
早『イェーーース！ワタシがMr.HAYATOから預かって来まシター！！』
『…HAYATOさんから？』
早『中身は見てないデスので、安心してチョーダーイ！』
龍『見たら見たでプライバシー問題だからな！？』
早乙女の元でのやりとりを思い出し、再び手紙を見る。
宛先は書かれておらず、裏側にHAYATOより☆と書かれた簡素なもの。
「……家に帰ってから、落ち着いて読みましょう」
そう呟くと、手紙を再び鞄の中に入れる。
鞄を持ち直して、再び歩こうとした時……。
？「…あら？星歌？」
背後から自分の名前を呼ぶ声が聞こえ、星歌は進み出そうとした足を止めて振り返る。
「あ…雪さん？」
雪「やっぱり！こんにちは、偶然ね？」
振り返った先には、５月に会った雪がいた。
雪は星歌だとわかると嬉しそうに駆け寄った。
「こんにちは、お久しぶりです」
雪「ええ、久しぶり。本当に偶然ね、帰ってきて星歌に会えるなんて…」
「？…帰って？」
雪「私も愛も、普段は通ってる学園の寮で生活しているの。
今日は実家に用事があって、帰ってきたのよ」
「そうなんですか…」
笑顔で話す雪に、星歌も笑顔で返す。
雪はそんな星歌を見て、閃いたように話しかけた。
雪「そうだわ。星歌、今から時間あるかしら？良ければ、一緒にお茶しない？」
「え？えっと…はい、大丈夫です」
スマホで時間を確認し、星歌はコクリと頷いた。
雪「よかったわ！じゃあ近場のお店に入りましょう？」
「あ、あそこはどうでしょう？
思った以上に、人が少ないみたいですし…」
雪「そうね、そうしましょう」
星歌と雪はちょうど近くにあったカフェに入っていった。
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星歌(プロフ) - †NANA†さん» こんにちは、コメントありがとうございます。こちらに関しましては他の方からも言及があったのですが、フラグを立てているため変換されていないのだと思われます。直し方も分かっていないので、申し訳ありませんがご了承頂けると幸いです。 (2021年1月31日 18時) (
レス) id: a0f7ae3e39 (このIDを非表示/違反報告)
†NANA†(プロフ) - 葵さんの名前の所が○になっています。 (2021年1月28日 16時) (レス) id: 9dc612bbe9 (このIDを非表示/違反報告)
星歌(プロフ) - もんたろさん» 返信が遅くなって申し訳ありません。コメント、頂けるだけでも嬉しいです！残念ながら、私にも未だ分かっていない状態でして…。本当にすみません…。 (2017年12月31日 13時) (レス) id: 705ad98d73 (このIDを非表示/違反報告)
もんたろ(プロフ) - すみません。作者様にも原因が分からなかったんですね…お話を読み進めてから気づきました。コメントは気になさらないでください。 (2017年12月30日 22時) (レス) id: 47cdc4e065 (このIDを非表示/違反報告)
もんたろ(プロフ) - コメント失礼します。葵さんの名前がなぜだか〇になっていて、誤字かと思ったので報告させていただきました。既に気づいていらっしゃったらすみません…。とても引き込まれるお話で、時間を忘れて読ませていただいてます。更新頑張ってください。 (2017年12月30日 22時) (レス) id: 47cdc4e065 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：星歌 | 作成日時：2017年5月17日 17時
