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保「Aちゃんお疲れ様〜!」
『保志さん!お疲れ様です!』
保「これから帰ってご飯作るの?」
私と彰さんの初対面はSEEDだったのと、あの人間嫌いの彰さんが笑顔しか向けないって言っていいほど大好きな保志さんには勿論交際と同棲のことは報告済み。
保志さんは「僕まで幸せな気持ちになっちゃった」と悦んでくれた。
真殿さんは「本当に石田くんでいいのぉ!!?」って言って彰さんに
「吹き飛ばしてあげようか?」と言われていたけど…
『今日は彰さんが作ってくださるみたいで…』
保「おお…すごいな〜あの石田くんに自炊しようと思わせるなんてさすがAちゃんだよね」
『いやいや!彰さんが元からすごく優しいんです!私がいるいないではなくて、』
保「そう?Aちゃんに出会ってだーいぶ変わったよ?」
俺なんかいい歳だし絶対無理だから諦めたいのにさ、どうにもできないくらい好きって気持ちが大きいんだよ。
いい歳してほんと恥ずかしいけど初恋みたいにどうしようもない…
そう真っ赤になって話してくれた石田くんを思い出す。
石田くん、良かったよAちゃんは優しくて気の利く素敵な女の子だ。
保「なんか似てるよね2人とも。かわいいなぁ」
『え、ええ!!?かわいいだなんて勿体ない!!』
本当にかわいい女の子
帰宅後、彰さんのご飯を食べて寝支度をしていると
石「今日保志くんにかわいいって言われた?」
『聞きました…?』
石「保志くんがAがかわいいからそのまま言ったってメールきたんだけど…」
『それ私だけじゃなくて彰さんの事もかわいいって言ってたんですよ?』
石「へぇ…いくら保志くんでも男だよ?照れて真っ赤になるの想像できるし他の人にかわいい顔はあまり見せないでほしいな」
そう言って頬に軽いキスを落とされ、抱きしめられてベッドに沈んだ
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作者名:眠斗 | 作成日時:2024年3月11日 0時