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第九十八和 ページ14

モ「わかってます…」

シ『最低な奴なんだぞ…モトキ、お前は、…正直、お前の事を見損なった。失望した。』


シルクの言葉がグサッと刺さり目の回りが痛くなって、目から涙が溢れた。


そうだよな…俺は最低な奴なんだ…



シ『だが…俺は一回も、お前も…アイツらも、見捨てようとした事は一度もない!言ったろ…俺がボスを続けていく訳は…』



シ『"仲間に殺される覚悟でやる"と…』



目からじんわり熱いモノが流れた。

今…シルクのその言葉がわかった。


最初から...気づいてた...?

モ「シルク…俺…っ」


シ『とにかく、早く戻ってこい。A…」

A「うん…」


シ『モトキを頼むな…』

A「了解、ボス...」


今の俺の顔は涙でぐちゃぐちゃになっているのだろう…


袖で目元を拭って、バイクに股がった。


モ「A…乗って…」


彼女は頷いて、後ろに乗った、背中が温かくて、安心する。

モ「しっかり掴まっててね…お腹に腕を回して」


ギュッとお腹に腕を回して、俺は皆の所に戻った。



改めて…シルクロードは、俺には手が届かない存在で…温かい存在なんだ。


俺が生きていられるのもシルクのお陰なんだ。

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夢兎(プロフ) - 二ヶ月もすみません。ボードのほうで送らせていただきました、 (2020年8月5日 20時) (レス) id: 771a4df003 (このIDを非表示/違反報告)
マサイ推し - すみません!私の方からだと何故か出来ないので、先に出して貰っていい? (2020年6月26日 21時) (レス) id: 771a4df003 (このIDを非表示/違反報告)
マサイ推し - 明日ってのはどうでしょうか!私から先に出した方がよろしいですか?あと恋愛要素も入れたいのですが、、どうですかね…。 (2020年6月24日 22時) (レス) id: 771a4df003 (このIDを非表示/違反報告)
マサイ推し - 決まったら、私のFischr's学園の方にコメントお願いします!(私から頼んだのにすみません!)あといつから始めるのか等も教えて頂けると幸いです。 (2020年6月24日 20時) (レス) id: 771a4df003 (このIDを非表示/違反報告)
マサイ推し - 本当にですか!?どんな小説を作りますか!? (2020年6月24日 20時) (レス) id: 771a4df003 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:魚Aya | 作成日時:2020年6月8日 17時

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