織田作之助 ページ4
ナギは必死になって探していた。太宰が名をあげた織田作之助を
『何処だよ』
息を切らしながら走った。ナギは織田の事が好きだった。むろんそれは恋愛的な意味でだ
だが、彼は死んだ。それを受け入れられないナギは今必死で探していた。横浜中を走る
『何処にいるんだよ。織田さん……』
ナギの顔はまるで幼子が親を探してるようだ
日も暮れ始め少し走る足を緩めた。するとそこには太宰がいた
「君だってわかっているはずだよ。織田作はもういない」
『嘘だ!だって探してくれって探偵社に依頼がきているんだ!』
「その依頼を送ったのは私だよ」
『え…』
「君がまだ織田作の事を思っているのか知りたくてね」
『てめえっ』
「君はその罠に見事に引っかかった。駄目だよそれでは」
『太宰のくそ、死ね、、、』
小さく呟く声は太宰に聞こえた
「私は何度もその言葉を聴いている。もういい加減織田作を思うのをやめたらどうだい?」
『お前に何がわかる!?あの人は俺にとってどれほど…』
「死んだ人は生き返らない」
『うるさいうるさい!!』
頭を抱え込み太宰の声を聞こえないようにする
『異能力 僕のちから』
「異能は私にはきかないよ」
目を合わせても太宰はナギの思いどおりには行動しない
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鈴果 - この作品、すごく面白かったです。 これからも頑張ってください!応援してます (2019年1月14日 14時) (レス) id: 1957a68f1b (このIDを非表示/違反報告)
リカルナ(プロフ) - 音夜さん» 遅れてすいません。最近やっと忙しい日々が終わったので出来そうです (2016年10月28日 12時) (レス) id: 47773ac9c4 (このIDを非表示/違反報告)
音夜 - コメ失礼します。私は、青エクの 使い魔 を読ませていただいてリカルナ様を知り、使い魔もこちらの作品も面白いです!出来るだけでいいので、使い魔も更新してください!無理をすみません。更新頑張ってください応援しています!(◎_◎;) (2016年10月20日 22時) (レス) id: f5e6334d51 (このIDを非表示/違反報告)
リカルナ - アオイさん» ありがとうございます!自分なりの小説書きます! (2016年10月1日 19時) (レス) id: 47773ac9c4 (このIDを非表示/違反報告)
リカルナ - ゆいさん» ありがとうございます!これからも頑張ります (2016年10月1日 19時) (レス) id: 47773ac9c4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:リカルナ x他2人 | 作成日時:2016年7月6日 22時