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渇きをうるおすは君の… ページ30

『喉が渇いた』

朝、起きての一言がそれだった。何故こんなにも喉が渇くんだと思いつつも冷蔵庫を開けてペットボトルの水を飲み干す

500ml入っていた水は全てナギの口へと入っていくが喉の渇きが潤わない

『なんなんだよ』

冷蔵庫にはお茶やジュースなども入っているがそれを全て飲んでも渇く。起きた時よりも更に渇いている気がした

『クソッ』

時計を見ると時刻は午前7時半。そろそろ探偵社に向かう時間だ

ナギは何か食べ物を口にでも入れようかと思ったが渇きが酷くなりそうな予感がしたので何も食べずに家を出た

扉を開けると朝だと言うのに夏の茹だるような暑さがある。少しイラつきながら探偵社へと足を向ける

探偵社に着き未だに喉の渇きが癒えないので谷崎にコーヒーを入れるように頼む。谷崎が顔色が悪いですが大丈夫ですか?と聞いてくるが何も心配ないと返す

ナギは自分の机に着き報告書をまとめていく。その間に谷崎がコーヒーを持ってきてくる

「本当に大丈夫ですか?」

『どうって事はない』

だが、ナギの顔は少しづつ悪くなる

遅れて太宰が探偵社に入ってきた。ナギは席を離れ太宰の隣を通り抜けようとするがそこで倒れてしまう

太宰が抱きとめやはりという顔でナギを見ていた

「君、血が欲しいんだろ?」

吸血欲→←現実



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鈴果 - この作品、すごく面白かったです。 これからも頑張ってください!応援してます (2019年1月14日 14時) (レス) id: 1957a68f1b (このIDを非表示/違反報告)
リカルナ(プロフ) - 音夜さん» 遅れてすいません。最近やっと忙しい日々が終わったので出来そうです (2016年10月28日 12時) (レス) id: 47773ac9c4 (このIDを非表示/違反報告)
音夜 - コメ失礼します。私は、青エクの 使い魔 を読ませていただいてリカルナ様を知り、使い魔もこちらの作品も面白いです!出来るだけでいいので、使い魔も更新してください!無理をすみません。更新頑張ってください応援しています!(◎_◎;) (2016年10月20日 22時) (レス) id: f5e6334d51 (このIDを非表示/違反報告)
リカルナ - アオイさん» ありがとうございます!自分なりの小説書きます! (2016年10月1日 19時) (レス) id: 47773ac9c4 (このIDを非表示/違反報告)
リカルナ - ゆいさん» ありがとうございます!これからも頑張ります (2016年10月1日 19時) (レス) id: 47773ac9c4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:リカルナ x他2人 | 作成日時:2016年7月6日 22時

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