本当は違う ページ25
「完全に異能が発動するのはわかった。だが何故今も記憶が変えられているんだ?」
「背中に火傷を負うとランダムで記憶が変わるんだ。だから恋城くんは私と中也が嫌いになっているし他にも色々と記憶が違うんだ」
『俺には太宰や中原と仲良くしていた覚えはない』
「そんなに信じられないなら証明してあげるよ」
太宰はポケットからゴソゴソと何枚も写真を見せた。そこにはポートマフィア時代のナギが写っており太宰と肩を組んだり中原とワインを飲む姿や3人で笑っている写真だった
『なっ・・・』
「これで信じてくれたかい?」
『だけど俺の記憶にはお前達が嫌いとしかないんだけど』
「それはしょうがないよ。そういう異能に捕まったんだ」
ナギは口を紡ぎ黙る。自分が太宰や中原とは仲が良かったなんて覚えていないからだ
『じゃあ、織田さんは?』
「君は織田作を1番嫌っていたよ」
『俺が?』
「てめえは太宰と楽しそうに話してるのを見ててイライラしてたじゃねえか。しかもその腹癒せに俺の腹を殴ってただろ」
『・・・覚えてない』
「まあ、無理もないよ。自分の記憶が変わっているんだから」
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鈴果 - この作品、すごく面白かったです。 これからも頑張ってください!応援してます (2019年1月14日 14時) (レス) id: 1957a68f1b (このIDを非表示/違反報告)
リカルナ(プロフ) - 音夜さん» 遅れてすいません。最近やっと忙しい日々が終わったので出来そうです (2016年10月28日 12時) (レス) id: 47773ac9c4 (このIDを非表示/違反報告)
音夜 - コメ失礼します。私は、青エクの 使い魔 を読ませていただいてリカルナ様を知り、使い魔もこちらの作品も面白いです!出来るだけでいいので、使い魔も更新してください!無理をすみません。更新頑張ってください応援しています!(◎_◎;) (2016年10月20日 22時) (レス) id: f5e6334d51 (このIDを非表示/違反報告)
リカルナ - アオイさん» ありがとうございます!自分なりの小説書きます! (2016年10月1日 19時) (レス) id: 47773ac9c4 (このIDを非表示/違反報告)
リカルナ - ゆいさん» ありがとうございます!これからも頑張ります (2016年10月1日 19時) (レス) id: 47773ac9c4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:リカルナ x他2人 | 作成日時:2016年7月6日 22時