引越し先の隣人は声優でした。2

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一ノ瀬side

えっと、どういう事だ…。

一旦整理しよう。

イベント終わり桜に中村さんから連絡が来る。
近くの公園に集合。
到着したと連絡が来る。
私がキャパオーバーになり、桜と中村さんから離れる。
帰ろうかと思ったところに、宮野さんが来る。
桜と中村さんの所に向かうが、いい雰囲気だった為帰る。←イマココ

へ！？！？

〜回想〜

宮「あ、そうだ！お友達…松岡さんに、呼んできてって言われてたんだった！行こっ！」

そう言って、私の手を掴み2人の所へ。

宮「あ、、」

「ど、どうしたんですか…？あっ、」

宮野さんの後ろから、2人がいる方を見ると中村さんが、桜を抱きしめているところだった…

「えっと、」

宮「2人の邪魔しちゃ悪いし、帰る？」

「あ、元々そのつもりで…」

宮「じゃあ、決定！ゆうきゃんには、連絡入れとくね！」

「ありがとうございます…じゃあ、私もここで…『ちょっとまって！』？！」

宮「なんで1人で帰ろうとするの？危ないじゃん。」

「いや、でも…」

宮「俺なら大丈夫。タクシー呼んであるから。」

「…」

宮「行くよ！」

〜回想終了〜

宮野さんに手を繋がれて、待っていたタクシーに一緒に乗り込んだ。

タクシー「どちらまで？」

宮「家どこ？」

「〇〇駅で大丈夫です…」

宮「で、でも…」

「駅から家近いので。」

宮「そっか…じゃあそこでお願いします。」

タクシー「かしこまりました。」

タクシーの中で少しずつ宮野さんとお話しして、仲良くなった頃にはもう駅に着く頃だった。

宮「ねぇ、一ノ瀬さん。」

「はい、何かありましたか？」

宮「また会って話したい。連絡先交換しませんか？」

宮野さんから連絡先を交換するお誘い…どうしよう…

「私なんか…タダのファンの1人で…恐れ多いです。」

宮「私なんかじゃなくて、一ノ瀬さんだから交換したいなって。」

「いや、でも…」

宮「今は、声優の宮野真守じゃなくて、1人の男として一ノ瀬さんともっと仲良くなりたいなって…。あ、ちょっと待ってて。」

そう言って、紙に何かを書き始めた宮野さん。

宮「はい、これ。いつでも連絡してきていいからね！」

渡された紙に、宮野さんの連絡先が書いてあった。

「はい…。イベントすごい楽しかったです…！おやすみなさい。」

宮「うん。おやすみ」ﾆｺｯ


キラキラスマイル＋イケボはずるい…

宮野さんと、連絡先を交換してしまった…

その後桜はどうなったんだろう。

後で連絡してみよう…

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