1−6 条件 ページ8
数時間後
スゥー…
「政府の者よ、終わったぞ」
『…わかりました』
こんな風に話せるってことはまだ堕ちてはいないな…
『ここにいる刀剣で全てでしょうか?』
「ああ」
『それでは、今後の事についてお話を伺いたいのですがよろしいでしょうか?』
「…我らは人間を信頼していない。お主先ほどあの審神者を送り出したのは自分だと言っていたな。お主もあの人間のような制裁を受けるべきではないのか」
そう三日月宗近は誰もが見入るような笑みを浮かべながら言った
『確かに私はあの者をこちらへ送り出しました。そして、このような事態に陥ってしまいました。僕にも責任はあります』
「上官殿!」
『ですが』
「!」
『私はまだ死ぬ訳にはいかないのです。』
「ではどう償うのか」
『あなた方の望みをできる限りかなえます。もし、刀解を望むならこの場で刀解しましょう。ですが、まだ人間に少しでも手を貸していただける意思があるのなら他の審神者の元へ送り出すかもしくはこの本丸でやり直すか』
「…やり直すとは?それに刀解は審神者しかできないはずでは」
『よく御存じですね。そうですおっしゃる通り刀解は審神者にしか出来ないことになっております』
「では、どういうことだ。お主はこの場でといったがこの場に審神者なるものがいるとでも申すのか」
『はい。審神者適正者は私でございます』
「!ほう…だが、お主は政府の上官。本丸運営ができるとは思えないがな」
『私はあの女とは違います。本丸を実際運営をしたことはありませんが何をするのかは把握しております。ましてや、あの女より怠るなんてことは天地がひっくり返ってもあり得ません』
「…ゆるしません」
『…』
「私の弟たちは…人間のせいで折られました…。いえ、実際は私の、私の手で!折らせたのです!!!」
震えるこぶしを握りしめながら一期一振りが話し出した
「私は人間を許さない!人間の言うことなんか聞くものか!信じるものか!また、どうせ我らを酷使する気なのでしょう!!」
『そのようなことは決してしません』
「信じられるか!!」
まあ、そう簡単に信じられるわけがないな
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46汰(プロフ) - kuro1231さん» いえいえ!!ご報告ありがとうございます!!やっと気づけました!なぜか平野君と前田君をごっちゃにしてしまいました!!修正します!!助かりました! (2019年5月3日 1時) (レス) id: bbd800eef5 (このIDを非表示/違反報告)
kuro1231(プロフ) - 気が回らずすいませんm(_ _)m1-3女ですね。自分が間違ってたらすいません! (2019年5月2日 23時) (レス) id: 39d952e5c1 (このIDを非表示/違反報告)
46汰(プロフ) - kuro1231さん» 誤字報告ありがとうございます。申し訳ございませんが作者の力不足により誤字を見つけることができませんでした…。大変お手数なのですが話数を教えていただけると幸いです。 (2019年5月2日 23時) (レス) id: bbd800eef5 (このIDを非表示/違反報告)
46汰(プロフ) - ^ω^さん» ありがとうございます! (2019年5月2日 23時) (レス) id: bbd800eef5 (このIDを非表示/違反報告)
kuro1231(プロフ) - 誤字前野藤四郎でした。 (2019年5月2日 21時) (レス) id: 39d952e5c1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:46汰 | 作成日時:2019年5月2日 0時