1−4 真名 ページ6
『さらには、僕が"養子"としてきた時お前はまあひどい態度だったな。恨みはないがその性根が悪いせいでお前は両親から見捨てられた。あの二人は元々お前を後継ぎにはふさわしくないと思っていたがまあ、その頭が緩いおかげで後々操りやすいとは思ったらしいがやはり知力が足りていないことに加えて自己中心的な性格、余計なことをしでかしかねないと思ったのだろう。』
「っ!」
『初めて知ったような顔をしているな。だが、本当のことだ。』
「お父様やお母様がそんなことを思っていたなんて…」
『お前の最期だからなすべてを話してやった』
「…え、最期って…?」
『…三日月宗近様』
「…」
『この者の真名をお教えいたしましょう』
「「!!」」
「な!待ちなさいよ!!そんなことしたら!」
『そうだそんなことしたらお前のすべてを神様にゆだねることになる』
「ッ」
「…政府の者よ、お主は聞く限りこの者の親族であるようだが」
『はいお恥ずかしながら。ですが、同情なんてものはありません。違反者のしでかしたことはそれ相応の対処をしなければならない。それが政府の規制です』
「ほう…」
「待って!そんなこといったら、私だってあんたの真名を知っているのよそれを言うことだってd((」
『お前が知っている私の名は偽名だ。私は信用した者にしか真名を言っていない』
「!そ、そんな…み、三日月!!あなたは私の真名なんて知っても何もしないわよね!!!ね!!私たちあんなに愛し合ったもの!!」
「…お主に愛など語ったことなどないわ…ッ!!!」
「そんな…ッ三日月!!」
『…この者の真名は』
"愛"
「!!は…ここにきて《愛》とはな…」
「!!ぐっ…!!!」
三日月宗近が真名を口にした瞬間女は苦しそうな声を出した
「政府の者どもよ、巻き込まれたくなければ外に出ていろ…邪魔立ては許さぬ」
『無論、そのような真似は致しません。…出るぞ』
「…は」
スゥー…パタン…
「よろしかったのですか?」
『ああ、少しでも神様の心が静まればいいが…それに、あいつはどちらしても殺すつもりだったしな……。』
気がかりなのは破壊寸前の短刀たちや重傷放棄の刀剣だな…
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少し出ましたね…
ラッキーアイテム
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ラッキーロードボイス刀剣
小狐丸
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46汰(プロフ) - kuro1231さん» いえいえ!!ご報告ありがとうございます!!やっと気づけました!なぜか平野君と前田君をごっちゃにしてしまいました!!修正します!!助かりました! (2019年5月3日 1時) (レス) id: bbd800eef5 (このIDを非表示/違反報告)
kuro1231(プロフ) - 気が回らずすいませんm(_ _)m1-3女ですね。自分が間違ってたらすいません! (2019年5月2日 23時) (レス) id: 39d952e5c1 (このIDを非表示/違反報告)
46汰(プロフ) - kuro1231さん» 誤字報告ありがとうございます。申し訳ございませんが作者の力不足により誤字を見つけることができませんでした…。大変お手数なのですが話数を教えていただけると幸いです。 (2019年5月2日 23時) (レス) id: bbd800eef5 (このIDを非表示/違反報告)
46汰(プロフ) - ^ω^さん» ありがとうございます! (2019年5月2日 23時) (レス) id: bbd800eef5 (このIDを非表示/違反報告)
kuro1231(プロフ) - 誤字前野藤四郎でした。 (2019年5月2日 21時) (レス) id: 39d952e5c1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:46汰 | 作成日時:2019年5月2日 0時