3−1 詰んだ ページ20
in離れ
「大将〜?いるか〜?」
「主様!一緒にご飯食べませんか!!」
「主君が作ってくださったご飯を一緒に食べたくて参りました!」
「…主君?」
薬研たちが審神者部屋の前で中にいると思われる審神者に話しかけるが応答がない
「もしかして留守なのでしょうか」
「そーかもしんねーな」
「残念です…」
「ご飯は部屋で食べましょうか」
「でも一兄が…」
「あ…」
いつも支えてくれた一番上の兄が味方ではないということを改めて実感ししんみりとした空気になった
「っし!大将のとなりの部屋が空いてるだろ貸してもらう!」
「え!でも大丈夫ですかね…怒られたりしませんか…?」
「主君はきっと理由を話せば許してくださいます!」
「そ、うですね…では、少しの間お借りしましょう」
そして、部屋を借りそこで遅めの朝食をとった
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「ふう満腹満腹…」
「おいしかったです!」
「後でちゃんと主君にお礼をしましょう!」
「そうですね!」
「…なあ、大将は今、何やってんだろうな」
「確かに…」
「戻ってきた気配はありませんでしたよね」
「厠なんてことはないでしょうし」
あれから結構な時間が過ぎたが一向に戻ってくる気配がない
「本丸から離れに来る途中、庭にはまだ洗濯物はまだ干されていなかったし…」
「洗濯ではなかったらあとは、掃除ですかね…」
「でも最初の頃霊力でほぼすべての部屋をきれいにしてくださったから掃除するところは今のところないですよ」
「ん〜…あ!倉庫はどうでしょうか!あそこは刀装などが保管されていますし整理しに行ったのでは?」
「ありえるな…でも、それにしては遅い気もするが…少し様子を見てくるか」
「そうですね!」
そして部屋から出て倉庫へと向かった
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1時間前
in倉庫
『さてと…刀装はどれくらいあるのかな』
ひい、ふう、みい…
『ん〜と軽歩兵が上3個と特上5個で、軽騎兵が…』
刀装を数えていると外から影が差しこんだ
『ん?』
ガチャン
『へ?』
何か閉まる音がした…すごく嫌な予感がする…
パタパタパタ
その後足音が遠ざかった
『え、え、ちょっと待ってすごく嫌な予感がする…!』
慌てて倉庫の扉を開けようとするが
ガチャンッ!!!
どうやら嫌な予感は的中していたようだ…
多分南京錠と鎖がまかれているだろう…最悪だスマホやタブレットは審神者部屋にあるし…今持っているのは記入用の画板と紙とペン…
ははは…これが"つんだ"というやつか…よく知らんが…
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小狐丸
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46汰(プロフ) - kuro1231さん» いえいえ!!ご報告ありがとうございます!!やっと気づけました!なぜか平野君と前田君をごっちゃにしてしまいました!!修正します!!助かりました! (2019年5月3日 1時) (レス) id: bbd800eef5 (このIDを非表示/違反報告)
kuro1231(プロフ) - 気が回らずすいませんm(_ _)m1-3女ですね。自分が間違ってたらすいません! (2019年5月2日 23時) (レス) id: 39d952e5c1 (このIDを非表示/違反報告)
46汰(プロフ) - kuro1231さん» 誤字報告ありがとうございます。申し訳ございませんが作者の力不足により誤字を見つけることができませんでした…。大変お手数なのですが話数を教えていただけると幸いです。 (2019年5月2日 23時) (レス) id: bbd800eef5 (このIDを非表示/違反報告)
46汰(プロフ) - ^ω^さん» ありがとうございます! (2019年5月2日 23時) (レス) id: bbd800eef5 (このIDを非表示/違反報告)
kuro1231(プロフ) - 誤字前野藤四郎でした。 (2019年5月2日 21時) (レス) id: 39d952e5c1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:46汰 | 作成日時:2019年5月2日 0時