2−2 手入れ ページ12
『じゃ、手入れ部屋に向かうとするか』
走って手入れ部屋に向かった
『…失礼します』
「ああ」
スゥー
『これから皆様の手入れを行います。重傷者の方から』
「じゃあ、まずはおれっちから頼むぜ」
「!薬研!!」
『薬研藤四郎様本人からの申し出あればやりましょう』
「薬研!ダメだ!手入れなら私が先に受けよう!!人間は何を中に入れるかわからない!もしかしたら破壊するかも」
『私はそんなことしません』
「黙れ!!人間の言うことなんて信用しないと言っているだろう!」
そうだったな…
「…いち兄、おれっちが先に受ければ兄弟たちやほかの刀剣たちが本当に安心して手入れを受けれるかがわかるだろ?それにいま一番重傷なのは短刀だ。おれっちが代わりにみてくる。…な?」
「くっ…ですが…っ」
『…ならば、一期一振様も手入れ部屋に残り少しでも私が怪しい動きをすれば切り捨ててください。』
「!」
『それでよろしいでしょうか?』
「…わかりました。」
『では、ほかの刀剣の皆様は少々外でお待ちください』
「…ああ」
よし、一番の重傷というわけではないが薬研様も十分な傷を負っていた。やはりあの女許せないな…ッ
とりあえず早く直さなければ…
『それでは、はじめます』
|
『…終わりました』
「…」
『?』
そこには傷のなくなった薬研様が心地よさそうに眠っていた
「!薬研!!審神者!やはり何かしたな!!」
はあ、周りを見えていない状態だな
ガタンッ
「!一期何があった!!」
『お静かに願います』
「なに!?」
『薬研藤四郎様が起きてしまいます。ただ眠っているだけです。ご安心ください』
「な…ただ眠っているだけ…?」
「ん…」
あ、目覚めてしまったか…
「…なんだ?」
「薬研!大丈夫ですか?!」
「いち兄落ち着いてくれ。おれっちは大丈夫だ」
「だが、気絶して…」
「違う…この審神者の霊力が心地よくて眠っちまったんだ。たくっ恥ずかしいこと言わせんな…」
「そ、そうなんですか…」
『誤解が解けて何よりです』
「…」
「審神者殿おれっちを治してくれてありがとな。いち兄これなら兄弟たちも手入れさせても大丈夫だろう」
「…薬研がそう言うなら」
「審神者殿よろしく頼む」
『はい』
――――――――――――
薬研二キの男前加減がハンパないです…いっぱいしゅき(洗脳)
ラッキーアイテム
贈物・二
ラッキーロードボイス刀剣
小狐丸
340人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
46汰(プロフ) - kuro1231さん» いえいえ!!ご報告ありがとうございます!!やっと気づけました!なぜか平野君と前田君をごっちゃにしてしまいました!!修正します!!助かりました! (2019年5月3日 1時) (レス) id: bbd800eef5 (このIDを非表示/違反報告)
kuro1231(プロフ) - 気が回らずすいませんm(_ _)m1-3女ですね。自分が間違ってたらすいません! (2019年5月2日 23時) (レス) id: 39d952e5c1 (このIDを非表示/違反報告)
46汰(プロフ) - kuro1231さん» 誤字報告ありがとうございます。申し訳ございませんが作者の力不足により誤字を見つけることができませんでした…。大変お手数なのですが話数を教えていただけると幸いです。 (2019年5月2日 23時) (レス) id: bbd800eef5 (このIDを非表示/違反報告)
46汰(プロフ) - ^ω^さん» ありがとうございます! (2019年5月2日 23時) (レス) id: bbd800eef5 (このIDを非表示/違反報告)
kuro1231(プロフ) - 誤字前野藤四郎でした。 (2019年5月2日 21時) (レス) id: 39d952e5c1 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:46汰 | 作成日時:2019年5月2日 0時