塩の壁は高い？！ −４−

162 玲於side ページ12

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玲於side



Aちゃんと付き合ったこと、


まだメンバーに言ってなかったのに、


龍友くんバラしやがった。


まぁ別にいいけど。


驚かせたかったのに。




あの可愛いAちゃんは俺のものぉー！！


誰にも渡さない。





龍友くんが別れろとか言っても、


本当はそんなこと思ってないと思うから、


適当に受け流していいからって


Aちゃんがこの前言ってた。




しばらくは邪魔されるの覚悟だけどね


ってAちゃんが呆れてた。





あの兄妹はお互い好きだからなぁー。



何だかんだAちゃんも龍友くんのこと好きだし。




まっ、恋愛対象としては俺だけだけど。





メン「玲於、ニヤニヤしすぎ。笑」


玲於「えっ？あー。うん。笑」


龍友「う"ぅー！！覚えとけよ！！」


玲於「ふふっ。笑」




裕太「ちょ鼻息荒っ！寒い。笑」


涼太「エコな扇風機。笑」



龍友「う"ぅー！くそぉー！」


亜嵐「まぁまぁ。笑」




つーかそんな怒ってても、別れる気ないけど？



龍友くんに別れろって言われて、


はいわかりました！なんてならないでしよ。




早く会いたいなぁ。仕事終わんねーかな。





メン「ふっ。本当によかったね。」


玲於「うん。」






龍友くんがずっとうるさい。



あの告白をした日、


もう龍友くんに邪魔される覚悟はした。

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