塩の壁は高い？！ −４−

178 玲於side ページ28

.


トイレから出ると


廊下にスタッフさんが立ってた…苦笑




ｽﾀｯﾌ「玲於くん。このまま抜け出さない？」


玲於「えっ？」


ｽﾀｯﾌ「2人で…話したいなぁー。」


玲於「……。」


ｽﾀｯﾌ「だめぇー？」





人間不信の俺に…


よくそこまでグイグイ来れるね…。



マジで無理。



その上目遣いも計算でしょ？






玲於「…。」


メン「あー玲於いたー。
直人さんとガンさんが近くで飲んでるから、
打ち上げ終わったらおいでって。行くよね？」


玲於「ん。行く。」


メン「って言うと思ってもう返事してあるから。」


玲於「おいっ！笑」


ｽﾀｯﾌ「あれぇー？ジムは？」


玲於「あっ…いや。苦笑」


メン「先輩の誘いはどんなことがあっても
断れないんでね。玲於、行こっ。」


玲於「ん。」




スタッフさんから逃げるように席に戻った。





メン「あの人すごいね。苦笑」


玲於「助けに来んのおせーよ。」


メン「ごめん。ごめん。笑」


玲於「はぁマジ助かった。」


メン「玲於の嫌いなタイプだもんね。」


玲於「…Aちゃんに会いたいなぁー。」


メン「もう少しで帰ってくるんでしょ？」


玲於「…多分。」


メン「帰ってきたら
思う存分甘えたらいいじゃん。」


玲於「…ん。」





Aちゃんに会いたい…。



会って癒されたい…。







そう思ってたのに…何で……。




────────────────────

作者より

お久しぶりです！
こっちも更新してーってコメントいただいたので…
できる限り更新しようかと思います。

でもね…。
玲於くん作品多いから…どうしてもね…
手が止まっちゃう。苦笑

他の作者さんの作品の方が
玲於くんらしさが出てるから…。

亀更新で頑張ります。

179 玲於side→←177 玲於side

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す