塩の壁は高い？！ −３−

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最高のライブだった。


ファンの皆さんの声援もすごくて、


何よりお兄ちゃんたち、


GENERATIONSさんが揃って見に来てくれた。



忙しいのに…申し訳ない。




ライブ終わりに楽屋にGENERATIONSさんが


お疲れー！って会いに来てくれた。



「今日はわざわざありがとうございました。」


涼太「すごい良かったよ！」


隼「Aちゃんらしくて、ぐっと惹き込まれた！」


「ありがとうございます。」


亜嵐「ちょっと龍友くんっぽかったけど。」


「えっ…嫌だ。」


亜嵐「くくっ。嫌なんだ。笑」


龍友「真似すんなっ！」


「してへんしっ！」



兄と似ていると言われると、やっぱり嫌や。



みんなと話していたけど…


ずっとメンディーさんの後ろにいる玲於くん。




玲於「…。」


「玲於くん？」


玲於「…お疲れ。よかったよ。」


「ふふっ。見に来てくれてありがと。」


玲於「…うん。」


「…ん？」


玲於「…。」




…何だろう…目が合わない…。




龍友「これから打ち上げ？」


「うん。」


龍友「絶対、飲み過ぎんなよ。」


「言われんでも、わかってるわ！」


龍友「どの口が、そんなことっ！」


涼太「まぁまぁ。笑」



玲於くんが素っ気ない…何でやろ…嫌われた？



…私…何かしたかな？




じゃ、お疲れ！ってみんな楽屋から出て行った。




玲於くんと久しぶりに会えたから


もう少し話したかったのに…。




まぁライブも終わったし、


玲於くんと会える日が近いとええなぁー。


.


シャワーを浴びて、打ち上げ会場へ向かった。




お疲れ様でしたぁーって乾杯して、


賑やかになるスタッフさんやバンドメンバー。



こうやって皆さんに支えてもらえるから


ステージに立つことが出来る。ありがたい。




お疲れってタケさんが隣に座った。



タケ「明日休みでしょ？飲もうよ。」


「飲んでますよ。自分のペースで。」


タケ「ふっ。本当に釣れないなぁー。笑」


「飲み過ぎたら迷惑かけちゃうんで。笑」


タケ「俺がいくらでも介抱するよ？」


「ふふっ。ありがとうございます。」



ゆっくり飲みたいのに、タケさんのペースで


どんどんお酒を飲まされてる。



でも…楽しいからええか。



明日久しぶりの休みやし。

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