塩の壁は高い？！ −２−

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目が覚めたら隣に兄はいなかった。


まぁ別に寂しくないけど。


いつもなら起きたらすぐにカーテンを開ける兄が、


私が寝ているからって閉めたまま。


たまに優しいんだよね。



いや…いつもか。




リビングに行くと、ラップに包まれた朝ごはん。



“これ食ったら帰れよ”



兄の書き置きに愛を感じる。



「いただきます。」




久しぶりに熟睡したなぁー。


白濱さんのおかげだな。






ん！そうだ！


スマホを見ると玲於くんから


お疲れって連絡があった。



そうや。昨日最後の気力で、


曲作り終了！ってLINEしたんやった。


電話したかったのに！！




今度こそ、会えるかな？


いや…今のままじゃ無理。


.



自分の家に帰ってから体重計に乗った。



「やばい…4キロ痩せてる…苦笑」



あー顔やば…やつれ過ぎ…。




たまにある。


スタジオにこもりすぎて、


兄がスタジオまで迎えに来る。


そして強制的に兄の家へ。


ご飯を作ってくれるけど…それどころじゃない。



本当に失格だと思う。



でも…こうやって頑張って作った曲が


ヒットすると、やめられない。




「あっ…お兄さんのプロテイン、
パクってくんの忘れた…。
バナナ味…好きやのに…。」




痩せたら、もちろん筋トレで元に戻す！！


これも兄と似てるって


マネージャーさんには笑われる。



早く元に戻して玲於くんに会いたい！


…約束してないけど。





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作者より。

皆さん評価ありがとうございます！

なんか、サブ作品の予定が…こっちの方が

評価高いという。汗


こっちはネタはあるんですが、

まだ文章化してるのが、少ないので

私の醍醐味(？)のドドーンと更新が

出来ないのですみません(＞＜)

早急に作りまーす！！！

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