コーヒーは飲み物です。〔３〕

おまけ7 隼side ページ34

.


哲也「まぁでも今コーヒーに
囲まれて幸せそうだからいいけど。」


隼「この前生徒さんに彼氏出来たって言ったら、
こんなコーヒーバカを好きになってくれる人が
この世にいるんすねってバカにされちゃったーって
嬉しそうに話してました。笑」


哲也「いや、本当にコーヒーバカだからね。笑」


隼「はい。僕もそう思います。笑」




自分の彼女をバカって言ったら


可哀想じゃんって笑ってる哲也さん。



Aちゃんを変えてくれて


本当にありがとうって言われる。


肩の荷がおりて助かったって。




俺のお兄さんが亜嵐くんなら、


Aちゃんのお兄さんは哲也さんだろうな。






夜、リハの休憩中に携帯を見ると


Aちゃんからメッセージが届いてた。





“リハ頑張ってね！バッタさんに
隼くんのカッコよさ熱弁しておくね！”




隼「ふふっ。笑」



亜嵐「何幸せそうにしてんだよ。笑」


隼「いや、今Aちゃん、
哲也さんとご飯なんすけど、」


亜嵐「えっ？浮気？笑」


隼「そうっすね。笑」




“こっちはバッタを捕獲しました！
なのでそっちでは野生のお兄さんを
捕獲してください！”



哲也さんの笑ってる画像が送られてきた。




“あっ、でも野生のお兄さんは隼くんに
自ら近づいてくるから捕獲しやすいよね！”





隼「ふふっ。亜嵐くん。笑」


亜嵐「ん？おーいっ！！笑」




Aちゃんのメッセージを見せると、


アホやって笑う亜嵐くん。



確かに彼から近づいてきたわ。笑



亜嵐「Aちゃんに写真送っていいよ！笑」




そういって野生の亜嵐のポージングを


してくれた亜嵐くんを撮って送った。





亜嵐「なんて返ってくるかな？笑」




隼「ふははっ。笑」



“野生のお兄さん、リハ着変！
さすが残念な野生のお兄さん！”




亜嵐「ちょぉー！！笑」


隼「あはあはあはっ。笑」




一緒にいなくても


Aちゃんワールドに心癒される。



多分…亜嵐くんも。笑




亜嵐「ていうか、付き合って長いのに、
まだ “くん” “ちゃん” なんだね。」


隼「あーいや…まぁ…そうっすね。笑」


亜嵐「まぁいいけど。
特別感無くなったとか言ってたのに。」


隼「ははっ。まぁいいじゃないっすか！笑」





さっ、リハ再開だ。



Aちゃんにカッコイイって


言われるようにリハ頑張ろ。

おまけ8→←おまけ6 隼side

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す