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コーヒーを淹れて、
部屋がコーヒーのいい香り漂ってた。
やっぱりコーヒーの香りは癒される。
もう泣かない。大丈夫。
「…姉がね。」
隼「うん。」
「出てっちゃった。」
隼「…うん。」
「彼氏と同棲するんだって。」
隼「うん。」
「…姉がね、もうAには
私がいらないでしょって。
隼くんがいるから、私は必要ないでしょって…。」
隼「えっ？」
「……でも…隼くんには…。」
隼くんには…他に1番の彼女がいるはず。
だから姉がいなくなったら私1人…。
私には姉が必要なのに…。
あーまた泣きそうになってきた。
「…。」
隼「誤解だよ？」
「えっ？」
隼「Aちゃん以外に付き合ってる人いないし、
好きな人もいないよ。」
「…。」
隼「SNSで騒ぎになったやつはデマだけど、
その騒ぎに反応するともっと騒ぎになるから…
俺らはそれを流すしか出来ないんだよね。」
「…うん。」
隼「でもそれでAちゃんを
つらい思いにさせてたならごめん。
SNSやってないと思ってたから、
あえて言わなくてもいいかなって。」
「…うん。」
隼「誤解だから。ねっ？」
「本当に？」
隼「うん。」
「…隼くんの家に行ったら
クローゼットに女の人隠れてたりしない？」
隼「しない。」
「わざとらしく、女性が付けるような
ピアス1つだけ、ベッドの下に
ポロッと置いてあったりしない？」
隼「しない。」
「隼くんの家でコーヒー飲んでたら、
ただいまって帰ってくる人いない？」
隼「俺は帰ってくるよ。」
「ん？私は隼くんがいないのに家にいるの？」
隼「いても、いいよ。待っててくれるなら。」
「へへっ。そっか。笑」
隼「だから、本当に誤解だから。信じてほしい。」
「…うん。わかった。」
隼「ふふっ。じゃあ仲直りね。」
「えっ？私たち喧嘩してたの？」
隼「いや、そうじゃないんだけど…苦笑」
分かってる。
あの時から…関係がぎくしゃくしてたことは。
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morning(プロフ) - めっちゃ面白くてイッキ見しちゃいました!!キュンキュン要素いっぱいで最高です!!また作者様が書く隼くんのお話見たいです!! (2021年9月30日 9時) (
レス) @page38 id: ca7299b56f (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - ニヤニヤが止まらないです！いいお話でした（ ＾ν＾） (2018年12月25日 21時) (レス) id: d78e2db400 (このIDを非表示/違反報告)
ゆんみん(プロフ) - 一気にこっちのお話も読んじゃいました！楽しかったです！！隼くんの困った顔とかめっちゃ想像できて、笑った顔も！龍友くんナイスアシストすぎで、隼くんはもちろん、龍友くんにも惚れそうになっちゃいました笑 本当にMegさんのお話どれも最高です！！！！！ (2018年8月27日 11時) (レス) id: 9ecf6f8b50 (このIDを非表示/違反報告)
嶺音(プロフ) - 最高でした！何度読み返しても面白い！Megさんの書くお話はどれも最高です！ (2018年3月22日 20時) (レス) id: 245b30b6f4 (このIDを非表示/違反報告)
さくらんぼ(プロフ) - Megさん» 暇な時間に読み返してました。私の中でうらつくで一番好きな作者さんの作品ですからね！ (2018年3月12日 22時) (レス) id: bf32ccddc5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Meg
| 作成日時：2018年2月20日 22時
