157 翔吾side ページ9
.
北人「そういえば熊ちゃんにあれ言ったの？」
翔吾「ん？まだ。」
北人「ふーん。まっ、帰ってきて
すぐに言うことじゃないか。」
翔吾「うん。そのうちね。」
北人「翔吾の限界が来る前に言えるといいね。」
翔吾「ふふっ。うん。」
北人「まぁ頑張れよ。」
翔吾「ありがと。」
今はさすがに言えない。今じゃないと思う。
少し、様子を伺ってからじゃないと。
スタジオでの撮影は酷なくらい
何回も何回も踊って汗だくで、ハンパなかった。
お昼休憩になり、
用意されたお弁当を食べながら
スマホを見るとAからの返信が来てた。
“ ありがとう ”
翔吾「…。」
会いたいって言ってくれてもいいのに。
でも、今日は帰りが遅いから会えないけど。
寂しいって言ってくれてもいいのに。
言われたところで、
その寂しさをすぐに無くすことは出来ないから
申し訳ないけど。
だから言わなかったんだろうな。
何となくそんな気がする。
いや、考えすぎか。
翔吾「はぁ……会いたいなぁ。」
陣「漏れてんで？笑」
翔吾「んふふっ。早く会いたいっすわ。」
陣「誰にとは聞かへんけど、
残念ながら今日は巻けへんで。多分。」
翔吾「はい。覚悟してるんで。」
むしろ押すんちゃう？なんて
お弁当を食べながらも話す陣さんに、
ですよねーって返事をして余計虚しくなる。
あかんわ。俺も心に穴が空いてるやんっ！
彰吾「今日はとりあえず
うちの熊ちゃんで我慢して。」
翔吾「はい？笑」
拓磨「僕でよければ癒しますよ？」
翔吾「たっくんっ。笑」
陣「熊ちゃんて。本人に失礼やろっ！笑」
翔吾「んははははっ。」
拓磨「全力で癒します。」
両手を広げてくれたたっくんの胸に……
いや、ごめん。飛びつかないから。笑
大丈夫と笑うと、
しょぼんと落ち込むたっくんが可愛くて
周りにいたみんなと爆笑した。
そんなに落ち込まんでも。笑
でも、ありがとう。たっくんには元気をもらったわ。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 562人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「THERAMPAGE」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
あすか(プロフ) - 続き気になります🥹🥹🥹🥹 (7月22日 20時) (
レス) id: c0e1950d7e (このIDを非表示/違反報告)
あすか(プロフ) - 翔吾くんに会いたいなぁ〜とふと読み返してます🙆🏻♀️ (6月23日 22時) (レス) id: c0e1950d7e (このIDを非表示/違反報告)
はな(プロフ) - うわぁーん😭待ってましたー☺️もう戻っていらっしゃらないかと思ってたので😭嬉しー♥️Megさんペースで大丈夫ですので、またしれっと更新してくれたら嬉しいです😊 (2023年5月8日 22時) (レス) @page35 id: 8436926b31 (このIDを非表示/違反報告)
bo-bobo(プロフ) - M…e…gっ…さんっ…😭😭😭ありがとうございますぅ😭しれーっとでも構わないのでまた現れてくれたら嬉しいです😭✨ (2023年5月7日 23時) (レス) @page35 id: 49604ac0b8 (このIDを非表示/違反報告)
ゆりえ(プロフ) - 待ってましたぁぁぁ😭😭✨久しぶりの更新嬉しすぎます🥹❤️また更新されるのまってるのと、あわよくば他のシリーズの更新も楽しみに待っていますね😏 (2023年5月5日 5時) (レス) id: 4382da2c62 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：Meg
| 作成日時：2022年7月8日 12時
