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答えは出てる。
こんな簡単なこと…。
なんで私は悩んでいたのか…。
涼太「おはよ。」
「おはよ。」
涼太「ん？」
「いや…ごめんね。」
涼太「ん？何が？」
「…何でもない。」
涼太「ふふっ。変なの。」
朝、教室に入ってきた涼太。
涼太を見ると胸が苦しい。
ごめんね。
異変に気づいたのに、普通に接してくれて。
涼太「今日一緒に帰れる？」
「…うん。」
涼太「A？」
「ん？」
涼太「らしくないよ？」
「えっ？」
涼太「ふっ。まぁおしとやかなAもありか？笑」
「うっさい。」
涼太「ふふっ。ほんまに可愛いなぁ。」
「ウザいから。」
涼太って、何でこんなに優しいんだろ。
放課後…涼太と帰る約束をしたけど…
案の定、担任に雑務を任された。
涼太「まぁ一緒に帰るって
意味では変わらないけど。」
「…。」
涼太「イライラしすぎやで？笑」
「…あのクソ担任本当に嫌い。」
涼太「ふふっ。うん。
今日はデートの気分だったのに。」
「何それ。」
涼太「いや、どこか行きたいなぁ
って思ってたのに。」
「…あっそ。」
涼太「冷たいなぁー。笑」
「…また今度ね。」
涼太「ふふっ。ねっ。」
イライラしながら、
担任の丸投げした雑務を終わらせて学校を出た。
「あっ…。」
涼太「ん？あっ…。」
学校を出ると前に亜嵐くんがいた。
亜嵐「あれ？また居残り？
普通科のくせに遅くまで。勉強じゃないのにね。」
「…うん。」
涼太「行こっ。」
「うん。」
手を繋がれ、涼太と亜嵐くんの横を通って帰った。
.
「…。」
涼太「Aがどうしたいか、
俺はそれを尊重するよ？」
「えっ…。」
涼太「だから無理しなくていいよ。」
「…あんたって…バカ？」
涼太「ふふっ。うん。笑」
「…。」
涼太「ん？」
「ねぇー涼太…キスして。」
涼太「えっ？」
「お願い。」
涼太「…ふっ。」
チュッ…
涼太「…A？」
「ふふっ。ありがと。」
涼太「…うん。」
もう答えは出てる。
何も悩む必要はない。
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尼崎の雑草になりたい(プロフ) - Megさんの作品はいつも続けて読んじゃいます！笑 そのくらい面白いし読み応えがあってむしろ長編が有難いです！今回も涼太くんの優しさとか亜嵐くんの行動力とかなんかわかるなぁーって感じでとても良かったです！ (2018年10月18日 10時) (
レス) id: 78d74eec29 (このIDを非表示/違反報告)
美咲(プロフ) - 完結おめでとうございます！とっても面白くて夢中になって読ませてもらってました！！本当によかったです！これからも頑張ってください！！ (2018年1月24日 0時) (レス) id: fa78ea30bb (このIDを非表示/違反報告)
hama(プロフ) - 更新ありがとうございました！！Megさんのお話大好きです（；＿；）これからも頑張ってください！！ (2018年1月22日 9時) (レス) id: ae3f1dce40 (このIDを非表示/違反報告)
れっどあっぷる - Megさん» 完結おめでとうー！！全然変なオチじゃないよ！Megちゃんの最後の題名とお話が繋がる感じ・・・めっちゃ大好き！！スッキリするんだよねー！！笑Megちゃんの精神見習って、再開したらバンバン書かなくちゃ！！笑新作も楽しみにしてるねっ♪これからも応援しますよん！！ (2018年1月14日 20時) (レス) id: 42b2636626 (このIDを非表示/違反報告)
R(プロフ) - 完結おめでとうございます！ピースとPIECEをかけているのを最後の最後に気づいて、すごい！と思いました！！これからもMegさんの作品楽しみにしてます！ (2018年1月14日 2時) (レス) id: 547610eaa1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Meg
| 作成日時：2017年10月18日 19時
