私の居場所 4 〜GENEからの愛〜

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臣「お母さん。Aは家族だ。大切な家族だ。
腹痛めて産んだ大切な家族だろ？」





母「...。」





臣「Aは俺の妹だ。
お母さんが俺の大事な妹をいじめるのであれば


俺はAと除籍しても構わない。」






母「へっ...何言ってるの...広臣くん...。」






臣「俺は本気だ。俺はAの笑顔が見たいんだよ。

今までお母さんの言う事ずっと聞いていたけど。
それはお母さんのためじゃない。

お父さんに頼まれたんだ。お母さんの味方であってくれと。お父さんはAの味方でいるから。

じゃないとお母さんがAを殺すかもしれないってお父さんはずっと心配していたんだよ。

だから逆らえなかった。」






A「...えっ...」






母「お父さんを殺しておいて...。お父さんがこんなやつをかばったせいでお父さんは死んだのよ。
こいつがお父さんを殺したのに...。」





臣「違う。あれは事故だ。交通事故だろ。悪いのは車なんだから。」




母「こいつが殺した。」





...記憶にない。




お父さんは交通事故で死んだのは覚えてる。


...私そこに居たんだっけ？




あれ？思い出せない...。




なんで？

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