669 健太side ページ19
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健太side
健太「赤のマニキュアある？」
「はい？あ、赤？」
健太「うん。」
「一応、持ってますけど……？」
健太「どこにあんの？」
「えっ、あっちの部屋の引き出しに…。」
健太「どこ？」
「も、持ってきましょうか？」
健太「うん。」
「…？」
Aの家でご飯を食べ終え、
くつろいでる時に明日のことを思い出して
唐突に赤のマニキュアを要求すると、
疑問を抱きながらも
マニキュアを取りに行ってくれたA。
「これ、でいいですか？」
健太「うん。塗って。」
「えっ？どこに？」
健太「爪。」
「えっ？健太さんの？」
健太「うん。」
「えっ？赤ですか？」
健太「うん。」
「えっ？なんで？」
健太「いいから。笑」
「えっ？赤ですか？」
健太「うん。笑」
「えっ？他にも色ありますよ？」
健太「いいから。笑」
「えっ？」
健太「ねぇ早く！笑」
「えっ……はい。」
納得してなさそうな顔のAが座って、
テーブルに置いた俺の手を見て、ふふっと微笑んだ。
「この深爪を赤く染めるんですか？笑」
健太「深爪関係なくない？笑」
「ふふっ。爪小さい。笑」
健太「それ悪口。笑」
「ふふっ。」
そりゃAみたいに
スラッとしたキレイな爪じゃないけどさ。
「まぁいいでしょう。」
そう言ってマニキュアの蓋を開けたAが、
俺の手のひらを添えるように持ち上げた。
「ところで、なんで赤なんですか？」
俺の爪にマニュキアを塗りながら聞いてきたA。
まぁそうなるよね。
健太「明日撮影だから。」
「なんの？」
健太「CLの。」
「…で、赤のマニュキア？」
健太「ほら、山彰のやつ。俺、港区女子な役だから。」
「あーあれか。
てっきりこういうのに
目覚めたんだと思いましたよー！」
健太「なわけないから。笑」
「ふふっ。なーんだ。良かった。ホッとしました。」
本気で思ってた？
目覚めるわけなくない？笑
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みらば喫茶店(プロフ) - コメント失礼します。すっごくいい作品で読んでいてもっと読みたい！と思った作品でした！番外編もあるようなのですが申し訳ないことに見つけることができていません。もしよろしければタイトルを教えていただけないでしょうか？よろしくお願いします。 (2月25日 17時) (
レス) id: 61840f90aa (このIDを非表示/違反報告)
みかん(プロフ) - 初めまして。コメント失礼致します。見つけたのが最近で一気に読んでしまいました。この作品に出てくる神谷さんが最高なのはもちろん、山彰さんが本当によくて、いつか山彰さんのお話も読んでみたいな、なんて思いました。ずっと応援しております。大好きです！ (2月9日 17時) (レス) @page32 id: 4aa1b7628d (このIDを非表示/違反報告)
miru1027(プロフ) - 完結お疲れ様でございました！幸せな作品を読ませていただいて本当に本当にありがとうございます😭🙇♀️仕事が落ち着いたので全編読み返していたら完結されてあって最後まで一気に読み終えました。ずっとずっと応援しております！ (2022年2月6日 11時) (レス) @page32 id: 6ccd315784 (このIDを非表示/違反報告)
ゆず(プロフ) - おりますが、私の中ではこちらの作品はずっと心に残るでしょうし、また繰り返し読むと思います😂またいつか神谷健太くんのお話しを書いてくれたら嬉しいです☺番外編も楽しみにしながら、他の作品読ませていただきまーす🐱 (2022年1月31日 23時) (レス) id: ff889105d6 (このIDを非表示/違反報告)
ゆず(プロフ) - 完結おめでとうございます！何だか寂しくてコメント書けずにいました(笑)何よりも14まで書いてくださったMegさんに感謝ですし、神谷健太くんを魅力たっぷりに書いて下さって本当に嬉しかったです😭もちろんMegさんの作品が好きなので他のお話も読ませていただいて (2022年1月31日 23時) (レス) id: ff889105d6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Meg
| 作成日時：2021年12月8日 22時
