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瑠唯さんと帰ってると
スマホがないことに気付いて慌てて事務所に戻った。
「…えっ……。」
途中で…足を止めてしまった。
どうしよう……。
そうだ！瑠唯さん！！
瑠唯さんの元へ戻ろうと振り向いた時だった。
1つにまとめていた髪の毛をガシッと掴まれた。
「っ！」
髪の毛を引っ張られ痛みを感じていたはずなのに、
急にその痛みが無くなって身体が軽くなった。
「えっ……。」
耳元で、ジョキっと聞こえた音は一体なんなのか
……理解するのに時間はかからなかった。
瑠唯「Aっ！！」
他にも歩く人がいるのに、
周りを気にすることなく名前を大声で叫んで
近づいてきてくれた瑠唯さんが私を抱きしめてくれた。
離せ！と叫んでる声が後ろの方で聞こえて、
チラッと見ると、
見なくていいからって瑠唯さんの手が私の視界を塞いだ。
「……。」
たまたま通りかかったであろう警察官が、
男を取り押さえていた残像が真っ暗な視界に見えた。
何も出来ずに固まってる私を片手で抱きしめたまま、
誰かと電話してる瑠唯さん。
何も、耳に入ってこない…。
今起きたことは夢であってほしい……。
少しして事務所の人が駆けつけて来てくれた。
早く車に乗ってと言われ、
力の入らない私を瑠唯さんが車に乗せてくれた。
瑠唯「ごめん…。」
「…。」
何も悪くない瑠唯さんに謝られ…首を横に振った。
車に乗り込んですぐに事務所に着いた。
「……。」
ガラスに映る自分が自分じゃない…。
乱雑に切られた髪の毛に触れて、
これが現実なんだと座り込んでしまった。
「…なんで……」
瑠唯「…。」
何も考えられない私の背中を摩ってくれる瑠唯さんと
忙しなく動き回ってる事務所の人達を見て…
すみませんと謝った。
あの時、私が1人で事務所に戻ろうとしなかったら…
私がスマホを忘れなかったら…
私が…ランペじゃなかったら……。
どんどん暗闇に引き込まれていく中……
Aっ！って叫ぶ声が聞こえて、振り向いた。
「…けん、たさん……。」
健太「Aっ！大丈夫だから。」
「うぅ……。」
フワッと香る大好きな匂いに包まれ、涙を流した。
私を抱きしめてくれる腕には力が入ってて、
大丈夫だからと何度も言ってくれて…涙が止まらなかった。
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Meg(プロフ) - bo-boboさん» ヤギッコリーの甘いフェイスには頑張ってもらわないと💪笑 癒しを求めるなら昂秀と龍ちゃんって言いますもんね！聞いたことないですけど笑 気にならず夜は爆睡してくださいね！！🐑💤💭 (2021年12月8日 22時) (
レス) id: d6b6dc8c4c (このIDを非表示/違反報告)
Meg(プロフ) - あずささん» ケジメは移行後をお読みください😊2人が幸せな方向に行くように頑張ります！！ (2021年12月8日 22時) (レス) id: d6b6dc8c4c (このIDを非表示/違反報告)
bo-bobo(プロフ) - 更新ありがとうございます！ヤギッコリーNice煽り✨もっと健太を嫉妬で狂わせてほしいですっ💋昂秀＆龍ちゃんコンビがのほほんとして癒されます😊健太のケジメ…なんのケジメ？どんなケジメ？やっぱり気になって眠れません(=_=)💤 (2021年12月8日 11時) (レス) @page50 id: f8169d90c6 (このIDを非表示/違反報告)
あずさ(プロフ) - 健太さん目線！！ケジメ、、やっぱり主人公ちゃんのこと気になって助けたくなりますよね！さすが健太さん！！2人が幸せな方向に行きますよーに♡ (2021年12月7日 22時) (レス) @page50 id: 748355e51e (このIDを非表示/違反報告)
Meg(プロフ) - 愛さん» 犯人とっちめてやりたいですよね！分かります！健太さんと同じですね笑 お兄さんがなんて言ったかは後々分かりますから韓国語は勉強しなくても大丈夫かと思います！ちゃんと日本人なら分かるようにしてありますから🥴👍🏼 (2021年12月7日 20時) (レス) id: cd0d8bd3ad (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Meg
| 作成日時：2021年10月21日 17時
