すぐそばに君はいた −13−

631 健太side ページ31

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海青「仲間外れにすんなよー！笑」


「ふふっ。海ちゃん98年生まれなんだもーん。」


海青「でも、同い年やから。」


「98年組で撮ってあげようか？」


海青「ランペしか居らんから！」


「ねっ！そうなんだよねー！ふふっ。」


翔吾「あれ？そうやったっけ？」


海青「そうなんすよ。」


「あー翔吾さん、みんなの誕生日知らないなぁー？
ダメじゃないですかー！笑」


翔吾「いや、えっ？じゃあAは
みんなの誕生日覚えとるんか？」


「もちろん！序の口ですよ！」


翔吾「じゃあ、慧人は？」


「99年の8月16日です。」


翔吾「合ってんの？」


勇征「……多分。笑」


「合ってますよ。ちなみに勇征は5月6日です。」


勇征「おぉ。」


海青「お前の頭どうなってんの？」


「かち割ってみたいよね。笑」


翔吾「うん。笑」


「いや、翔吾さんが肯定したら
かち割るしかなくなるからダメですよ！笑」


翔吾「ふははっ。海青やったれ！笑」


海青「粉々にかち割ってやりますよ。」


「いや、真っ二つにかち割ってよ！」


翔吾「ふはははっ。かち割ることはええんや。笑」


「ふふふっ。」



俺が守りたかったのは、


あの笑顔だから…これでいいんだ。




勇征「A、写真撮ろ。」


「いいよ。」




仲良く勇征と写真を撮って、


この勇征カッコよく見えるねなんて


仲良く話してたAが


壱馬に呼ばれて壱馬の元へ行ってしまった。




彰吾「勇征っ！」


勇征「はい！」


彰吾「言っとくけどお前にはやらんぞ？笑」


勇征「いや、何言ってんすか。笑」


彰吾「あいつはお前にはやらん。
それにお前が扱えるようなやつじゃない。」


健太「…。」



そんな、違いますってって笑ってる勇征。



Aに気があることくらい、メンバーは気付いてる。


アホな張本人だけは気付いていないけど。




健太「はぁ…。」



勇征に渡すくらいなら…



………いや、今の俺には関係ない。

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