すぐそばに君はいた −12−

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そして新たなプロジェクトを


瑠唯さんが韓国語で話し始めた。



「いえーい。」




陣「なんやろ何言うてるかわからんけど、
何となく分かる。」


彰吾「1人だけね、しっかり反応してますからね。」




瑠唯さんが最終目標韓国行っちゃうよ！


って言っておぉーって盛り上がってるメンバー。




ぜひとも行きたい！なんて思ってると、


隣の樹がスっと手を挙げた。



陣「どした、いっちゃん。笑」


樹「隣で瑠唯さんが話すこと
韓国語で通訳してくるやつがいるんすけど。笑」


彰吾「いや、俺ら韓国語の方がわからないから。笑」


陣「人に迷惑をかけるんはやめましょう。笑」


「マルオッパ チョヨンヒ ヘジュセヨ！」


陣「いや、わからんから。笑」


彰吾「瑠唯、なんて言ったか分かる？」


瑠唯「馬兄さん、静かにしてください。」


陣「誰が馬や！！笑」


「マル！！」


陣「うるさい！笑」



自粛期間中に韓国ドラマにハマった北人さんが


このプロジェクトに参加するみたいで、


おぉーなんて盛り上がってると、




彰吾「あれ？A、は？笑」


「はい？笑」


陣「そうやん。え？Aも入っとるんちゃうの？」


「いえ。」


陣「それやのにこの盛り上がりよう。笑」


彰吾「いいの？瑠唯。
韓国に近づくためには必要なのでは？」


瑠唯「A、手伝ってくれる？」


「タンヨナジヨ！」


瑠唯「カムサハムニダ！」




瑠唯さんがそう言うと拍手に包まれた。





メンバーが全員集まって話してると


あっという間に時間が過ぎていく。





配信が終わって


後半ずっと静かだった翔平に、


私は中華料理のギャグめっちゃ面白かったよ？


って声をかけると


配信が終わったのに傷をえぐんじゃねぇよ！笑


って頭をど突かれた。





でも本当に面白かったよ？




翔平はいつだってみんなを笑わせてくれる存在だし。




「今度から翔平と話す時耳引っ張ろーっと。笑」


翔平「やめなさい！笑」


「じゃあ耳塞ぐ。」


翔平「それは1番ダメなやつ！笑」


「んふふっ。」




同い年の4人で浴衣姿を撮りたかったのに、


海青が着てないから撮れなかった。




配信前に撮っておくべきだったなぁ。

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