すぐそばに君はいた −12−

583 樹side ページ33

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ではではってカーテンを閉めたA。


着替えてる時、龍友さんが静かに覗きに来て


すぐに涼太さんに連行されてたことを


着替えを終えて出て来たAに


翔吾さんが笑いながら教えてた。




樹「似合わねぇ。笑」


「えー？女子バスっぽくない？」


北人「ぽくない。」


「えー。ばっちこーい。笑」


北人「言わないから。笑」


「んふふっ。」


龍「あれ？そのヘアゴム。」


「そう！借りたの。へへっ。いいでしょー。」


陸「今日は敵だよ？」


「はい！」




1つに結んだ髪の毛。


そこには健太さんがいつも使ってる


クロムハーツのヘアゴムがついていた。



Aのヘアゴムだったやつだけど。




樹「健太さんにボール当てれんの？」


「当てたいよね。」


LIKIYA「そこはいいんだ。笑」


「もちろんですよ！
でも健太さんに当てられるとか本望ですよね。」


陸「いや、当てられちゃダメだから。笑」


「あぁそっか。笑」




LIKIYAさんがここにSILVERの味方がいるんだけど


って笑うと、違いますよって首を横に振るA。





「当てられるより当てたい気持ちが勝ってますよ？」


翔吾「何その、
愛されるより愛したいみたいな発言。笑」


「ふふっ。すてーいうぃーずみー。」


陸「それ違くない？」


「あれ？あぁ！間違えました。笑」


海青「アホや。笑」


「ふふふっ。」




そこにCLのカメラが近づいてきたから


この話は終わった。




唯一の女性ですが、意気込みは？


って話しかけられカメラを向けられたA。




「手加減なんていりませんよ。やったりますよー。
ふふっ。ばっちこーい。笑」


北人「だから言わないって。笑」


「へへへっ。」




カメラが違うメンバーに向けられて


すーっと消えていったA。

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