すぐそばに君はいた −12−

578 陣side ページ28

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付箋のついたページには、


女の子らしい下着姿のAが載っていた。




翔吾「ねっ？驚きでしょ？笑」


陣「こんなん、聞いてないで！」




テーブルの上に置かれた雑誌に


食らいつくくらい見てるメンバー。




昂秀「やばっ！え？やばっ！笑」


龍「すげぇ。笑」


陣「パイスラどころの話ちゃうやん！笑」


樹「確かに。笑」




次のページをめくると


また違う下着を着たAが写ってて、


いつも一緒に居るメンバーが


こんな姿で雑誌に載ってるなんて恥ずかしくて


目を逸らしたいけど何故か見てしまう。笑




北人「やっぱおしり綺麗だなぁ。」


海青「キュッと上がってますもんね。」


北人「ねっ。いいわぁー。」




彰吾「これ、健太知ってたの？」


健太「うん。」


陣「ちょ、何してんねん。笑」


健太「んふふふふっ。」




うんと言いながら


雑誌をスマホで撮ってる健太を注意すると、


見てとスマホで撮った下着姿のAを見せてきた。




いや、目の前に雑誌あんねん。笑



てか何撮ってんねん。笑




陸「ねぇねぇこの撮影の裏話知ってる？」


陣「何？」




いや、それがさ、ってニコニコして話す陸さん。




陸「少しでも女の子らしいフォルムに
した方がいいと思ってさ、
撮影の朝にいつも以上にご飯食べたんだって。
よし！って意気込んで行ったら、
お腹壊して現場着いて
すぐにトイレに行ったらしい。笑」


陣「意味ないやん。笑」


陸「そう！全然意味なかったって笑ってた。」


陣「アホや。笑」




普通ご飯抜くんちゃうの？知らんけど。




まさかAのこんな姿が世に出るとは。

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