521 瑠唯side ページ21
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少しして翔平に呼ばれ、
体育館の外で動画撮影をした。
翔平「あれ？A知りません？」
瑠唯「いや？見てないけど？」
翔平「あいつ…。
撮るから逃げるなって声掛けといたのに。」
瑠唯「ふふっ。探して連れてくるよ。」
翔平「すみません。
藤原樹の撮影、先にしてきます。」
瑠唯「うん。」
相変わらず、女王に振り回されてるなぁ。
確かに動画撮るから体育館の中に居ってよ？
って話しかけられてたはずなのに。
あの子もあの子で自由だからなぁ。
Aを探して歩いてると、
体育館裏の方に行く後ろ姿を見つけて、
ついて行った。
曲がる時に見えた笑顔は、
明らかに女の子の顔をしていて、
そこに誰がいるのか見なくても
分かっちゃうんだよなぁ。
足音立てずにゆっくり近付くと、案の定健太が居た。
「ねぇ健太さん！あっちに
このくらいのカマキリ居たんですよー。」
健太「へぇー。」
「興味無さそう。笑」
健太「うん。笑」
「えー。大きかったんですよ？」
健太「へぇー。笑」
「ふふっ。こっちには何か居ました？」
健太「別に。」
反応の薄い健太に臆することなく
近づいて行く健気なAが可愛い。
微笑ましいお似合いのカップル。
「ねぇ、樹に嫉妬したことありますか？」
健太「はっ？」
「いや、何となく気になっただけ。」
健太「ない。」
「ないのかぁ。まぁそりゃそうですよね。」
健太「だってさ、」
「ん？」
首を傾げたAに近付いた健太が、
優しく唇を重ねた。
「っ！」
健太「樹はキス出来ないから。」
「いやいや、ちょ！」
瑠唯「ひゃあぁぁー！！笑」
「ひっ！！」
健太「…ふっ。笑」
叫ぶと勢いよく見たAと、
俺を見てニヤッとした健太。
「あ、あ、あ、あ、瑠唯さんっ！違うんです！」
瑠唯「見てない見てない。何も見てない。」
健太「ぜってぇ嘘。笑」
瑠唯「ねぇ、わたしにも不意打ちにキスしてぇー？」
健太「ふふっ。」
「ちょ！見てたじゃないですか！」
瑠唯「んー？見てない。見てない。笑」
目撃者がメンバーじゃなかったら
大変なことになってたよ？全く。
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Meg(プロフ) - ゆりえさん» あれ！？笑 普通にミスです😅ご指摘ありがとうございます！！🙇♀️✨過去の作品なのによく気付いてくださいましたね！すごい！！😍 (2022年9月8日 21時) (
レス) id: cd0d8bd3ad (このIDを非表示/違反報告)
ゆりえ(プロフ) - すみません、すっごい今更になって気になっちゃったんですけど、最後550話が250話になってるのってたまたまでしょうか…？🤔何だか今になって気づいたから気になってしまって…😅 (2022年9月8日 14時) (レス) id: 4382da2c62 (このIDを非表示/違反報告)
Meg(プロフ) - miru1027さん» わざわざありがとうございます泣 読み直すと誤字脱字がひどいのでお恥ずかしいです笑 リアル過ぎるとつまらないので、ちょいちょいありえないことを入れたりするんで、んーつまらん！ってなったらすみません。移行後もぜひ読んでください。 (2021年9月4日 22時) (レス) id: 9ec0205a78 (このIDを非表示/違反報告)
Meg(プロフ) - bo-boboさん» 小ネタたくさん入れたらページがいっぱいになってしまいました草 まこのストーリーに採用されるほどの女じゃないと紅一点は無理かと思いまして笑 (2021年9月4日 22時) (レス) id: 9ec0205a78 (このIDを非表示/違反報告)
miru1027(プロフ) - Megさん» 1週間かけて読み直ししてまいりました！やっぱり面白かったです。数あるお話しの中でファンタジーになってしまわないで、リアルに想像できる素敵なお話しで、本当に引き込まれます。お忙しいかと思われますが更新楽しみにお待ちしております。 (2021年9月4日 20時) (レス) id: 6ccd315784 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Meg
| 作成日時：2021年8月8日 23時
