308 裕太side ページ8
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裕太「無理して笑うなや。」
「…。」
裕太「なぁ。負けた理由、
いつもみたいに言うてみ？」
「…。」
裕太「ふふっ。なんで負けたん？」
「…っ……りゅ…と…が…泣」
裕太「ん？」
隼「えっ…。」
「龍友が…応援メッセージ…くれないから…。泣」
裕太「うん。」
隼「…。」
「……違うの。泣」
裕太「何が？」
パッと離れて、Aの目を見た。
泣いてるAに泣くなやって
微笑んで頭を撫でると、ごめんって笑った。
もう答え出とるんやもんね？
どうしたらええかわかっとるんやろ？
「龍友からのLINEが来ないことは…
ただの負けたことが悔しいから、その逃げ。」
裕太「うん。」
「…自分の実力不足。」
隼「本当にそうかなぁー？」
「えっ？」
裕太「昔っから、よう言うてるけど、なんで
龍友くんからの応援メッセージないとあかんの？」
「…それは…。」
裕太「腐れ縁やから？ちゃうよな？」
「…。」
隼「素直になるんじゃなかった？」
「…でも。」
隼「でもじゃないじゃん。ねっ？」
「ふふっ…昔は本当に連絡が来ると、
何となく肩の荷が下りるというか…
本当に、バトルを楽しめるだけだった。
でも…今日は違う。いや…最近？
…昨日も今日もバトル中も…
龍友の顔ばかり浮かんで…。
好きなのに…近くにいるのに誰よりも遠く感じて…
龍友に…そばにいてほしいのに…。」
裕太「…そっか。」
やっと認めた。
龍友くんが好きやってこと。
多分やけど、
ずっと前から龍友くんのこと好きやったと思うで。
裕太「ほな、行動に移さな。」
「えっ？！」
裕太「このバトルは絶対優勝したるから。
Aの応援なんてなくたって、
勝てるから、行きや。」
「えっ…。」
隼「ちょっ、裕太くん？笑」
裕太「行動は早い方がええやろ。
ちゃんと自分の気持ち伝えてこい。」
「…でも。」
隼「あぁーもう。Aが気がかりなのって
あのマネージャーでしょ？
あの子と龍友くん付き合ってないよ。」
「えっ？」
隼「いい？この話は嘘なんかじゃないからね。
ちゃんと聞いてよね。」
「…うん。」
隼…その話言うてしまったら、
もう俺らの片想いは終わりやね。
って分かりきってたことか。
この2人の間に付け入る隙は
そもそもなかったもんな。
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Yuu(プロフ) - 全部一気に読んじゃいました！ もー最高でした！(^-^) これからも素敵なストーリ楽しみにしています (2019年1月13日 12時) (
レス) id: eb6070b8e6 (このIDを非表示/違反報告)
sakurah(プロフ) - 全部読みました！もう最高でした。こっちまで胸が痛くなったり泣いちゃったりしました。笑 (2018年12月16日 16時) (レス) id: 873f7e836c (このIDを非表示/違反報告)
Rui:)(プロフ) - 番外編最高です！結婚するまでのお話も読んでみたいなと思いました笑！もっと読みたいです！ (2018年11月15日 2時) (レス) id: a9afa5d160 (このIDを非表示/違反報告)
シオレモン(プロフ) - Megさん» いえいえ！最高なお話を生み出してくれてありがとうござました！番外編読ませていただきました！めっちゃほっこりしました笑笑新作も読ませていただきますね！ (2018年11月11日 18時) (レス) id: 4a7781575b (このIDを非表示/違反報告)
ゆんみん(プロフ) - 番外編ありがとうございます！！！龍友くんめっちゃいい彼氏してるじゃないですか！半年とかちゃんとしてくれるって！涙 姫ちゃん龍友くん色に染まれ〜！！！笑笑 (2018年11月10日 23時) (レス) id: 9ecf6f8b50 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Meg
| 作成日時：2018年9月8日 18時
