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ただいまぁー。って自分の家に帰った。
部屋に荷物を置きに行って、
何となく…ベランダを開けた。
龍友「ふふっ。やっぱり出てきた。笑」
「…居そうな気がしたから。」
龍友「さすが。」
ベランダに出ると、
龍友もベランダに出てて、こっちを見てた。
龍友「おやすみなさい。」
「…おやすみなさい。」
龍友「んー…まっ！！」
唇を尖らせて投げキッスをしてきた龍友。
冷めた目で見てると、照れんなってって笑う龍友。
照れてないよ。
あんたってやつは…。
「ふふっ。おやすみなさい。じゃ、また明日ね。」
龍友「ん。」
あんたってやつは本当にバカでお調子者。
でも…そういうところがやっぱり好きだな。
何も変わらないって思ってたけど、
変わったことがある。
ココロにポッカリと穴が空いていたはずなのに…
そこが暖かいもので埋め尽くされていく気がする。
龍友の隣にいるって思うだけで
ココロがぽかぽかする。
左手の薬指についていたリングをそっと取って、
アクセサリーケースにしまった。
「はぁ…。」
幸せすぎてため息が出るなんて…
今までなかったな。
なんか…今日疲れた。
.
翌日いつもの時間に家を出た。
おはよ。って隣の家から出てくる龍友。
また今日から一緒に登校出来るんだ。
たわいもない会話をしながら歩いていると、
樹杏ちゃんが立ってた。
「…。」
樹杏「あ、あの…すみませんでした。」
確実に私の目を見て謝った樹杏ちゃん。
「謝らなくていいよ。」
樹杏「…。」
「その代わり、友達のこと大切にしてね。」
樹杏「…。」
「ふふっ。それだけ。じゃ。」
もちろん許せないこともある。
でも…もういい。
きっと責めても何もいいことなんて生まれない。
樹杏「あの！おめでとうございます。」
「えっ？」
龍友「ふふっ。ありがと。」
「あーうん。」
樹杏「いつか、お2人みたいな
素敵な恋が出来るように…頑張ります。」
「うん。笑」
僕らみたいになるんは無理やなーって笑う龍友に
調子に乗らないのって突っ込んだら、
微笑んだ樹杏ちゃん。
きっとその笑顔が本物だろうな。
いつかその笑顔の隣に素敵な人が現れるといいね。
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Yuu(プロフ) - 全部一気に読んじゃいました！ もー最高でした！(^-^) これからも素敵なストーリ楽しみにしています (2019年1月13日 12時) (
レス) id: eb6070b8e6 (このIDを非表示/違反報告)
sakurah(プロフ) - 全部読みました！もう最高でした。こっちまで胸が痛くなったり泣いちゃったりしました。笑 (2018年12月16日 16時) (レス) id: 873f7e836c (このIDを非表示/違反報告)
Rui:)(プロフ) - 番外編最高です！結婚するまでのお話も読んでみたいなと思いました笑！もっと読みたいです！ (2018年11月15日 2時) (レス) id: a9afa5d160 (このIDを非表示/違反報告)
シオレモン(プロフ) - Megさん» いえいえ！最高なお話を生み出してくれてありがとうござました！番外編読ませていただきました！めっちゃほっこりしました笑笑新作も読ませていただきますね！ (2018年11月11日 18時) (レス) id: 4a7781575b (このIDを非表示/違反報告)
ゆんみん(プロフ) - 番外編ありがとうございます！！！龍友くんめっちゃいい彼氏してるじゃないですか！半年とかちゃんとしてくれるって！涙 姫ちゃん龍友くん色に染まれ〜！！！笑笑 (2018年11月10日 23時) (レス) id: 9ecf6f8b50 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Meg
| 作成日時：2018年9月8日 18時
