＊ 玲於side ページ45
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玲於side
あいつから貰った腕時計を
嬉しそうに見ているA。
この時が止まればいいのに。
.
「あっ、そろそろ行かないと。」
玲於「…うん。」
「ふふっ。隼くん、本当にありがとね。」
隼「いえいえ。大丈夫だよ。見てないから、
熱い抱擁とかキスとかしちゃっても。笑」
玲於「まじ、お前うぜーな。笑」
隼「ふははっ。まぁ俺がいたらあれだから、
俺はこの辺で。元気でね。Aちゃん。」
「うん。ありがと。またね！」
隼「ばいばぁーい！！」
隼が気を使っていなくなった。
.
「…じゃ。」
玲於「ん。着いたら連絡してね。」
「うん。」
玲於「今回はちゃんと見送りに来れてよかった。」
「…うん…泣」
玲於「あれ？泣かないんじゃなかったの？」
「…だって…泣」
泣いているAを抱きしめた。
玲於「愛してるよ。」
「…うん。」
玲於「…今度は受験の日だな。」
「うん。」
玲於「それまで俺、まじで頑張るから。」
「うん。」
玲於「Aとずっと一緒に
いられるように頑張るから。」
「うん。」
玲於「またな。」
「うん。」
ばいばいって笑顔で手を振るAが
見えなくなるまでずっと俺も手を振り続けた。
.
.
玲於「またな…。」
とうとう…行っちゃったな…。はぁ…。
隼「まぁまぁ泣くなって！」
玲於「泣いてねーから。」
隼「Aちゃんは泣いてるかもしれないよー？」
玲於「あいつは1人で泣かねーよ。」
隼「玲於、大学合格したら
あの家貸してくれるって。
家賃…いくらかな？笑」
玲於「いや、払えるわけねーだろ！」
隼「冗談っ。でも本当に、
あの家貸してくれるって。」
玲於「またあいつぶっ飛んだこと
言ってんのかよ。苦笑」
隼「まぁ玲於がいらないって言うなら、
俺らの新居にするけど。」
玲於「いらないとは言ってない。」
隼「ははっ。受験頑張らないとね。」
玲於「ん。」
あー隣に隼じゃなくてAがいてほしいな。
今すぐにでも会いたい。
次会えるのはいつかな？
仕方ない。やるか。
Aに会える日までのカウントダウンを…。
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suzu(プロフ) - 読みいってしまい、2日で本編からここまであっという間でした！読みやすくて心がギュっとして、素敵な作品をありがとうございます！Megさんの作品これから他のも見てきます！最高でした！ (2020年7月24日 21時) (
レス) id: 364de4513a (このIDを非表示/違反報告)
尼崎の雑草になりたい(プロフ) - ここまできちゃいました！！もうこのシリーズ良すぎです！！！ (2018年10月16日 18時) (レス) id: 78d74eec29 (このIDを非表示/違反報告)
さや - Megさんはじめまして。半年ほど前にGENEに、どハマリしてこちらにたどり着きました(≧∇≦)一人ひとりの性格や言い回しがとても絶妙で一気に読ませてもらってます(^^♪ (2018年2月9日 16時) (レス) id: 9e18d492f8 (このIDを非表示/違反報告)
Meg(プロフ) - あさへへへへへさん» おっ！ここまで来ましたか？笑 途中経過のコメントありがとうございます！楽しかったです！笑 玲於ファン保持でした？笑 続編は、声が枯れるまで叫びたい�兇鯑匹鵑任�ださいね！隼メインですけど。玲於も出ますよ！！ (2017年12月31日 0時) (レス) id: 9ec0205a78 (このIDを非表示/違反報告)
あさへへへへへ - 続編見たーーーいのであります！大変だったら申し訳ありません、でも隼が恋しいんです。(･_･、) (2017年12月31日 0時) (レス) id: a3c76e4bbf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Meg
| 作成日時：2017年9月28日 19時
