＊ 玲於side ページ30
.
俺も風呂に入って上がった。
「ん。お茶。」
玲於「ありがと。」
ソファに座ってもらったお茶を一気飲みした。
玲於「んはぁー！」
「ふふっ。おっさん。笑」
玲於「いいの。」
「ねー玲於ぉー。」
玲於「ん？」
俺の隣にちょこんと座って
肩にもたれかかるA。
チュッ
「ふふっ。ねー玲於。」
玲於「ん？」
「今日楽しかったね。」
玲於「うん。」
「ごめんね。隠してて。」
玲於「別に。つーかお前
嘘つくの下手くそだよね。」
「違うよ。玲於に嘘つきたくなかっただけ。」
玲於「えっ？」
「玲於には嘘つかないし、
ありのままの自分でいたいから。」
玲於「そっ。」
「…。」
玲於「…。」
.
「玲於…愛してるよ。」
玲於「うん。俺も。」
「はぁ…この家ももう少しか。」
玲於「…。」
「ねー玲於…。」
玲於「…ん？」
「玲於と離れたくない。」
玲於「…俺も。」
今にも泣きそうなAを抱きしめた。
俺の胸の中で玲於ぉ…と言いながら泣いたA。
俺も離れたくない…でも現実的に無理だから。
泣いているAの頭にキスをして、
ずっと髪を撫でていた。
「このまま時が止まればいいのに…泣」
玲於「なっ…。」
「…うぅ…泣」
あと少しの時間しかない。
寂しいと思っているのは俺だけじゃない。
時計が止まればいいのに…何度思ったことか。
Aが泣き止むまでずっと抱きしめていた。
.
もう大丈夫って顔を上げるA。
まだ泣きそうな顔だけど
頑張って笑顔を作っていて…
胸が締め付けられる思いだった。
チュッ
玲於「寝よ。」
「うん。」
お互いの部屋の前で立ち止まった2人。
玲於「今日はAの部屋で寝ていい？」
「うん。目覚まし早いよ？」
玲於「いいよ。止めるから。」
「起きないんだ。笑」
玲於「Aとずっと隣にいたい。」
「今日は甘々だね。」
玲於「誰かさんが泣くから。」
「ふふっ。ありがと。」
Aの部屋に入ってベッドに横になった。
本当は…いや…
まだ付き合って間もないのに…ダメだ。
玲於「おやすみ。」
「おやすみ。」
キスをしてAを抱きしめて眠った。
────────────────
作者より。
昨日更新しようと思ってたのに、
ピース、塩の壁…ってやってたら
寝落ちしてしまいました。すみません。
また明日更新しまーす！
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suzu(プロフ) - 読みいってしまい、2日で本編からここまであっという間でした！読みやすくて心がギュっとして、素敵な作品をありがとうございます！Megさんの作品これから他のも見てきます！最高でした！ (2020年7月24日 21時) (
レス) id: 364de4513a (このIDを非表示/違反報告)
尼崎の雑草になりたい(プロフ) - ここまできちゃいました！！もうこのシリーズ良すぎです！！！ (2018年10月16日 18時) (レス) id: 78d74eec29 (このIDを非表示/違反報告)
さや - Megさんはじめまして。半年ほど前にGENEに、どハマリしてこちらにたどり着きました(≧∇≦)一人ひとりの性格や言い回しがとても絶妙で一気に読ませてもらってます(^^♪ (2018年2月9日 16時) (レス) id: 9e18d492f8 (このIDを非表示/違反報告)
Meg(プロフ) - あさへへへへへさん» おっ！ここまで来ましたか？笑 途中経過のコメントありがとうございます！楽しかったです！笑 玲於ファン保持でした？笑 続編は、声が枯れるまで叫びたい�兇鯑匹鵑任�ださいね！隼メインですけど。玲於も出ますよ！！ (2017年12月31日 0時) (レス) id: 9ec0205a78 (このIDを非表示/違反報告)
あさへへへへへ - 続編見たーーーいのであります！大変だったら申し訳ありません、でも隼が恋しいんです。(･_･、) (2017年12月31日 0時) (レス) id: a3c76e4bbf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Meg
| 作成日時：2017年9月28日 19時
