カウントダウン［２］

＊ 玲於side ページ33

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亜嵐「楽しかった？」


夏恋「もぉーね！癒された！」


怜菜「うん。マイナスイオン出てるかも。笑」


「いやいや。汗」


玲於「…。」


夏恋「さぁーて帰りますか！
じゃ、私達こっちだから！連絡するねー！」


怜菜「じゃあね、Aちゃん。」


「うん。今日はありがと。
楽しかった。バイバイ。」


亜嵐「バイバーイ！」



3人に見送られながら、Aと歩いた。


つーかそういう気遣いはいらねーから。


駅まで一緒に帰れよ！ばーか。




「ありがと。」


玲於「えっ？あーうん。荷物持とうか？」


「えっ、ううん。大丈夫。ありがと。」


玲於「そっ…。」



気を使わなくていいのに。


でもAはそういうやつか。



「1人でも帰れたのに。」


玲於「たまたま近かったから。」


「そっか。ありがと。」


玲於「ん。てか、元気なくない？」


「えっ…いやいや。
ちょっと頭使いすぎて頭痛いんだよね。苦笑」


玲於「はぁ？」


「いや…何でもない。大丈夫。」


玲於「？」





家に帰ってきてからもぼーっとしているA。



何？あいつらに何言われたの？まじ気になる。




お前ら変なこと言ってねーだろうな？


って2人にLINEしたら、


玲於の話1回も出なかったから安心して。(笑)


って返事がきた。


…いや、それはそれで傷つく。




「寝よっかな。」


玲於「ん。寝るか。」


「うん。おやすみなさい。」


玲於「おやすみ。」



笑顔でリビングを出て行ったけど、疲れてんの？


笑顔無理して作んなくていいのに。


まぁゆっくり休めば大丈夫っしょ。

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