あなた色に染まる〔５〕

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「おはよー！」


隼「おはよ。」


「んー！はやたんメガネー！！」


隼「ふふっ。目の調子悪くて。苦笑」


「いいっ！ずっとそれでいい！」


隼「やだよ。笑」


紗季「やっぱり。想像通り！笑
来たら騒がれるねって
さっきみんなで話してたんだよ。笑」


充希「これのどこがいいの？笑」


「えっ！可愛いじゃん！！」


隼「ふふっ。笑」


裕太「可愛いか？笑」


「可愛いのっ！！」





体育館に行くと既にみんな来てて、


私の大好きなはやたんの黒縁メガネ姿。



朝からテンション高くなるわって騒いでると、


裕太にAってよくわからんな。って笑われた。



今日は朝からいいことありそうだ！笑





1年生への指導中、


見すぎってはやたんに注意された。笑



集中したいけど、


はやたんのメガネ姿を目に焼き付けておきたい。





「あぁー！」


隼「ふふっ。Aのために付けてきた。笑」


「ぶぅーぶぅー！笑」


裕太「コンタクト付けただけで
ブーイングって何やねん。笑」


「ふふっ。笑」




休憩中にメガネからコンタクトに変えたはやたん。



まぁ…いっか。



メガネのはやたんは少し踊りにくそうだし、


私も部活に集中出来るし。笑





休憩中、


はやたんと裕太とアクロバットの練習をしてた。




「うわぁっ！」



バタンっ！！




裕太「Aー！」


隼「Aー！！大丈夫？」




「…痛ぃ…。」




着地を失敗して…マットに倒れ込んだ。


すごい音に部員が集まってきた。





紗季「大丈夫？汗」


充希「どこ痛い？」


「…あっ……足……。」



立てない…。


立とうとすると…右足に力が入らなくて…痛い。




隼「…保健室行こっ。」



「…ん。」




はやたんに抱きかかえられ体育館を出た。




「ごめん…重いのに。」


隼「いや、重くないから。大丈夫？」


「うん…。」




足を冷やしてもらって、病院に行くことになった。





部長に病院行ってきますって


声をかけて学校を出た。




最悪…。



今日はいい日になると思ったのに…。



ついてない…。

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