声が枯れるまで叫びたい [６]

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隼「失礼します。」


「…。」


直人「あれ？お前は…勉強…じゃねーか。笑」


隼「A…少し話せる？」


「何？」


隼「さっきはごめんね。」


「だから気にしないって。」


隼「いや…だって勉強し始めたから…。」


「…それは…私にまで
あーいう話振られたら困るから…。」


隼「えっ？」


「だって…あぁいうノリ苦手だし。
どう返していいかわからないから…
だから関わらないでほしいって思っただけ。
だから怒ってない。」


隼「…なんだ。よかったぁぁぁ。」



怒っていたわけじゃなくて、困ってただけか。


よかった。本当によかった。


でも玲於達はAに聞いたりしないと思うけど。


てか、俺がそれはさせない。



「ごめんね。不安にさせて。」


隼「いや、大丈夫。」


「ありがと。じゃあ遊びに来たついでに、
勉強教えてあげようか？」


隼「えっ…いや…。」


「期末も赤点取るの？」


隼「…何も言えない。」


直人「くくっ。笑
相変わらずだな。笑」


「冗談だよ。今度は絶対に赤点は取らせません！
ちゃんと期末までに隼用のノート作るね！」


隼「…ありがと…。」


.



こいつがどうしてこんなに


勉強、勉強言うのか…俺は知っている。


剛典さんに近づくため。


何でもできる剛典さんのようになりたいと


思っているA。


でも…そんなことしなくても


俺から見たら同じくらいすごいんだけど。



「ねぇーそんなに見られてたら集中出来ない。笑」


隼「あっ…ごめん。」



勉強しているAを見つめていたみたい。


直人先生に保健室で


イチャつくのはやめてくださいと笑われた。



.




これからもずっとAの隣は俺の場所。


それが当たり前だとこの頃は…


そう思っていたのに……。




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作者より


前回の更新はpinkじゃないとコメントいただけて

よかったっす！！

いや、pink書こうと思えば全然書けるんすけどね…

でもこの作品はpinkにしたくない！！笑


そして☆300！！ありがとうございます！！

こんなつまらん作品に☆をつけていただき

本当にありがとうございます！！

これからも更新頑張りますので、

ぜひ！！読んでください！！！！

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