声が枯れるまで叫びたい [６]

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亜嵐side



友達を大事にする人って素敵だよねって


Aが笑顔で隼に言ってて、


あぁやっぱり昨日、そうなったのね。


って確信した。


朝聞こうと思ったけど、


6年生に邪魔されたから聞きそびれてた。


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隼「はぁ…。」


玲於「ん？何？どういうこと？」


夏恋「いつもの事なんだから
凹む必要ないじゃん。」


隼「…まぁ…ねっ……。」


亜嵐「ふふっ。笑」


怜菜「Aの行動にとやかく言ったら可哀想だよ。
彼氏じゃないんだから。」


夏恋「そーそー！」


隼「…。」


玲於「ん？」


隼「…もしだよ？
もし…仮に彼氏だとしたら？」


亜嵐「笑」


玲於「はぁ？何言ってんの？」


夏恋「ないない。笑」


隼「……ははっ。苦笑」


……。

.


…………。



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………………。

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玲･夏･怜「「「えぇぇぇぇーーーー！！！」」」


夏恋「待って！いつから？えっ？
いつから？えっ？
なんで隼？えっ？やばい…。」


玲於「あっ、あれだ。っと言うのは？」


隼「…。」


玲於「頼む。言ってくれ。頼む！！」


怜菜「えっ…嘘ですって言わないってことは…
本当なんだ…。」


玲於「まじかよ…。
てか、亜嵐知ってたの？驚いてないけど。」


亜嵐「んー。薄々。笑」



何て告白したのか、Aはなんて答えたのか…


色々と3人に質問攻めにあっている隼。


でも昨日付き合ったということしか答えない。


恥ずかしいのかAを思ってなのか…


どっちもなんだろうな。隼だから。


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夏恋「ねー！教えてよー！」


隼「言わない。」


亜嵐「それより、隼大変だね。
話せるようになったAには
いろんな虫が寄ってくるだろうし、
振り回されるだろうし。」


隼「…まぁ。」


亜嵐「応援してるから。笑」


隼「…ども。」


玲於「まじありえねー。」



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A人気は絶大だから、大変だろうなぁー。


隼なら大丈夫だろうけど。


それにしても…


彼氏の隼よりも涼太との


ご飯を選ぶってすごいな。さすが。笑

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