声が枯れるまで叫びたい [４]

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テストが終わった日、


必ずすること、それは…。


.



健二郎「いらっしゃい。
テストお疲れ！手応えどうや？」


涼太「まぁまぁっすね。」


「…。(ｺｸﾘ)」


健二郎「お前らのまぁまぁは信用せーへん。」




健二郎さんのカフェ。


健二郎さんと少し話してから席について、



.



涼太「あぁー。やばっ。そこ確実に間違えたわ。」


「…。」




そう。テストが終わったら、


必ずすることとは、


涼太くんと2人でテストの自己採点。


2人でチェックして、だいたいの点数を出す。




涼太「はぁー。やっぱAちゃんには勝てない。」


「…。」

“でも8点しか違わない”


涼太「たった8点、されど8点なんだよ。
あー、いつになったら勝てるかな？」


『むり 笑』


涼太「だよねぇー！！知ってる。笑」




互角でいつ抜かれるか正直わからない。


涼太くんは大好きだし、


居てくれなきゃ困るけど…


首席だけは譲りたくない。




自己採点が終わって、少しのんびりしてから、



涼太「さて、帰りますか。」


「…。(ｺｸﾘ)」



会計に行くと、なんやもう帰るんか？って


健二郎さんに言われた。


って言っても2時間はいたんだけどな。苦笑



涼太「じゃ月曜日ね！！」


『ばいばい』


涼太「ばいばい！」

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