検索窓
今日:5 hit、昨日:11 hit、合計:764,019 hit

199 涼太side ページ49

.


涼太「…今…まだ目が覚めてはない。」


大樹「えっ…。」


涼太「重度の脱水で、生と死の狭間で戦ってるよ。
そうやって…苦しめたかったの?」


大樹「俺は……違う…いや違わない…。
俺はただ…悔しかった。
中等部の頃、どんなに話しかけても
逃げる五十嵐さんに近づきたくて…
必死に勉強して…上位5位以内にいたら、
近づけると思ってた。
…なのに全く俺に見向きもしてくれなくて。
憎くなった…。

なんで俺のことを見てくれないんだよって。
どんどん俺を避ける五十嵐さんに怒りを覚えて、
絶対許さない。苦しめてやるって
思ってたようになった。
1位になって苦しめてやるんだって。
私が間違えてましたって
言わせてやるんだって…。」


涼太「…。」


大樹「思考がおかしくなってるのは分かってた。
夏休み、少しだけでも話す機会が出来て、
嬉しかったのに……
俺には笑わないし、口も動かさない…。

全然心開いてくれない。
だから…抑えられなかった。この苛立ちを。
だから…少し苦しめる程度のつもりだった…
ごめん…ごめんなさい…。」


涼太「謝っても俺は許さない。
お前のやったのとは殺 人だからな。
わかるよな?そんくらい。
だってお前のお父さん警視庁だもんな?」


大樹「…。」


涼太「お前のしてることは犯罪だよ。」


大樹「…。」


涼太「お前がこれからどうなるか、知らないし
知りたくもない!!」


大樹「…。」


涼太「もうAちゃんに関わるな!一生!!」


大樹「…はい…。」

200 涼太side→←198 涼太side



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (426 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
1139人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

Meg(プロフ) - 真由さん» そうなんすよね!覚えられないんですよー!だから小出しにしないとっすよねー。がんばりまーす!笑 (2017年8月9日 20時) (レス) id: 9ec0205a78 (このIDを非表示/違反報告)
Meg(プロフ) - ゆんみんさん» あぁーあれはディスってるのかぁー。笑 そんなつもり無かったでした。笑 はい!5でもコメント頂けたら嬉しいです! (2017年8月9日 20時) (レス) id: 9ec0205a78 (このIDを非表示/違反報告)
真由 - あー!思い出しました!授業中にイチャイチャするやつですね笑流石に2個前は覚えてないです汗 (2017年8月9日 10時) (レス) id: 365eda0d64 (このIDを非表示/違反報告)
ゆんみん(プロフ) - Megさん» 涼太みたいに痩せ細ったら ってところですw移行おめでとうございます!また読ませてもらいますね〜!楽しみ〜♪ (2017年8月8日 23時) (レス) id: 9ecf6f8b50 (このIDを非表示/違反報告)
Meg(プロフ) - 真由さん» 違いました![2]です!玲於side、隼sideが続いてるところらへんです。 (2017年8月8日 22時) (レス) id: 9ec0205a78 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:Meg | 作成日時:2017年7月29日 18時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。