声が枯れるまで叫びたい [４]

194 隼side ページ44

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A母「もうこんな時間だからみんなは帰って。
心配してくれるのはありがたいけど、
皆さんの親も心配していると思うから。」


涼太「…。」


玲於「…。」


隼「…嫌だ。Aが目を覚ますまでここにいる。
俺がそばにいなきゃこいつはダメだから！！」


剛典「隼…。ありがと。」


隼「うん…。」



昌典さんの事件の時も、


俺…こうやってわがまま言ったっけ。




直人先生が涼太と玲於を説得して


凹んでいる２人…。


起きるまで一緒にいれなくてごめんねって


涼太が頭を撫でた。



目覚ましたらすぐ連絡してねっ。待ってるから。


って玲於が俺に強い眼差しで言った。



…後ろ髪引かれながらも


隆二先生の車で帰っていった。



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隼「ごめんなさい。わがまま言って。」


剛典「ううん。Aには隼が必要だから。
涼太達には悪いことしちゃったな。
心配してくれるのに…。」


A母「隼くんの家には連絡入れておいたから。
ごめんなさいね。いつも…。」


隼「いえ、俺がそばにいてあげたいだけなんで。」



頼むから…また…目を開けてよ…。



俺、お前が起きるまで、


ずっとここにいるからな！！


ご飯も食わずにここにいるからな！


俺が涼太みたいに痩せ細ったら


お前のせいだからな！！



責任とれよ！！わかったなっ！！

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