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次の日、俺ら完璧に勉強したから、
保健室で待っててよ!って隼と玲於に言われた。
涼太くんは英語を教えに違う教室にいる。
数学のテスト待ち。
早く採点して終わらせたい。
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大樹「失礼します。五十嵐さん。
まだ採点まで時間あるよね?」
「…。(コクリ)」
大樹「ちょっと手伝ってもらってもいい?」
「…。(コクリ)」
大樹「ついてきて。」
佐藤さんについて行った。
何を手伝うのかよくわからないけど。
総まとめかな?!佐藤さんは何担当だっけ?
…覚えてないや。汗
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着いたところは地下の図書室だった。
珍しい。2階の図書室じゃないんだ?
大樹「あのね、日本史の総まとめを
任されたんだけど…なんかまとまらなくて。
参考書とかも見てるんだけど…。」
「…。(コクリ)」
大樹「この参考書、ここにしか無くて…。ごめんね。こんなところに。」
「…。」首を横に振る
あっ…携帯忘れた。
文字を打とうと思ったのに…
保健室に置いてきちゃった。
近くにあった適当な紙とペンを手に取った。
“地下初めて入った。確認するよ?どれ?”
大樹「ありがと。これなんだけど…。
ちょっと確認してて。飲み物もらってくる!」
『あっ』
いらないよって言おうと思ったのに、
図書室から出ていってしまった。
まぁいいか。その間に見ておこう。
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プリントに目を通していると
佐藤さんが戻ってきた。
大樹「ありがと。はい。これ。」
「…。(コクリ)」
素直に受け取ったお茶の入った紙コップ。
有志のみんなに渡されている飲み物。
1口飲んでメモを見せた。
“まとまってるけど、問3と問4のつながりが
あまり見えないから、難しいかも”
大樹「そーそこなんだよね!
俺も納得いってないの!」
「…。」
じゃあこうしたらどうかと
提案して話し合っていると…。
…あれ?
何だろ…体が…だるい…。
大樹「聞いてる?」
「…。」首を傾げる
大樹「…おーい。」
「……。」
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Meg(プロフ) - 真由さん» そうなんすよね!覚えられないんですよー!だから小出しにしないとっすよねー。がんばりまーす!笑 (2017年8月9日 20時) (レス) id: 9ec0205a78 (このIDを非表示/違反報告)
Meg(プロフ) - ゆんみんさん» あぁーあれはディスってるのかぁー。笑 そんなつもり無かったでした。笑 はい!5でもコメント頂けたら嬉しいです! (2017年8月9日 20時) (レス) id: 9ec0205a78 (このIDを非表示/違反報告)
真由 - あー!思い出しました!授業中にイチャイチャするやつですね笑流石に2個前は覚えてないです汗 (2017年8月9日 10時) (レス) id: 365eda0d64 (このIDを非表示/違反報告)
ゆんみん(プロフ) - Megさん» 涼太みたいに痩せ細ったら ってところですw移行おめでとうございます!また読ませてもらいますね〜!楽しみ〜♪ (2017年8月8日 23時) (レス) id: 9ecf6f8b50 (このIDを非表示/違反報告)
Meg(プロフ) - 真由さん» 違いました![2]です!玲於side、隼sideが続いてるところらへんです。 (2017年8月8日 22時) (レス) id: 9ec0205a78 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Meg | 作成日時:2017年7月29日 18時