声が枯れるまで叫びたい [３]

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玲於「Aが…。笑
てか、なになに？ラブレター？笑」


夏恋「隼にはないでしょー！
今のもペットを手懐けてるだけにしか
見えなかったし。笑」


怜菜「うん。Aが隼にラブレターとかない！」


隼「いや…そこまで言わなくても…。」



みんな俺がAを好きだって


察してるくせにそうやって


ひどいこと言うんだから。



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Aに渡された手紙を見た。


きれいな字。俺の大好きな字。


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“隼が凹んでると気になる。アランくんや玲於が
隼の凹んでる理由がわかっていて、
私がわからないのが嫌。
あと、隼は笑顔じゃないと嫌。
ただのヤキモチだよ。バーカ。
早く元気だしてよね！私のために！！”


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隼「……やばい。
俺…ニヤニヤが止まらない…。
どーしよー！！やべぇぇぇーーー！！」


玲於「うるせぇー。苦笑」


亜嵐「何？なんて書いてあったの？」


隼「だめ！これは見せれない。」


玲於「さっきまでの
テンションの差が激しすぎるから。苦笑」



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何この可愛い手紙。


可愛すぎるんだけど。やばい。


龍友に敵対心いだいてた自分が馬鹿みたいだ。




隼「Aー！ありがとー！」



自分の席に座ってるAに笑顔で言ったら


目が合ってすぐにプイっと目を離された。




夏恋「隼うるさいから
そっぽ向かれてるじゃーん。笑」


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いや、違う。あれは照れ隠し。


俺は知ってる。でもみんなには内緒。


絶対に教えるものか！


俺だけが知るAのことを教えてたまるか。



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やばい。嬉しすぎてニヤける。


平常心。平常心……だぁー、だめだ。ニヤける。

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