声が枯れるまで叫びたい [３]

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“こんな顔なら笑うのやめる”


パッと絵の横に書いた文字を見せた。


涼太「えっ。汗」


龍･直「くくっ。笑」


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涼太「ダメダメ！やめないでー！汗」



涼太くんのテンパってる表情がすごく可愛くて。



涼太「あっ。」


龍友「まじ女神。笑顔最高。」



『ありがと』


もう涼太くんの前で笑える。


だって楽しいもん。


今この空間が。


心から笑える。



“ウソだよ。(笑)”


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涼太「よかったぁー。でも！ダメ！」


『え？』


涼太「他の人の前で笑ったらダメ！！
あー龍友くん！見ちゃダメー！笑」


龍友「いや、もう遅いやろ。笑」


涼太「あぁーこんな可愛い笑顔
見せられたら惚れない男はいないよね。」


龍友「まぁそうやな。笑」


『だいじょうぶだよ 笑』


涼太「大丈夫じゃなーい！笑」


龍友「あーうるさっ。笑
お前キャラ変わってんで？笑」


直人「くくっ。確かに。」


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みんなであーだこーだ言っていると予鈴が鳴った。


直人「ほら！授業！戻れー！」


涼太「Aちゃんは
ここにお留守番っていうのはどう？」


直人「はいはい。教室戻りなさい。笑」



えー！って言いながらも立ち上がる涼太くん。


.



龍友「あいつ相当嬉しかったんやろうな。
Aちゃんが笑ったんが。」


「…。(ｺｸﾘ)」


龍友「まぁ俺もええもん
見れて嬉しかったけどな。笑」


「…。(ｺｸﾘ)」



涼太「ねーそこコソコソ何話してるの！ずるい！」


龍友「はぁ？笑」



“まだヒミツね。
隼をおどろかせたいから、
今のは4人だけね。”



涼太「うん。」


龍友「おう。」

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