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涼太「今日は俺しかいないのに。」
「えっ?」
篠崎「涼太くんだけだろうと、
Aちゃんは私の相棒だからね。」
「ふふっ。はい。」
涼太「最強コンビってみんな言ってますよ。笑」
篠崎「でしょ!手放せない。
でも成長したら自立しちゃうんだよねー。」
「いえ、まだまだ独り立ちは程遠いので、
篠崎さんの元で学ばさせてください!」
涼太「ふふっ。こういうとこでしょ?
手放せないって思うところ。」
篠崎「もちろんっ!!」
今日は片寄さんの雑誌撮影。
片寄さんは髪型一つで
イメージがガラッと変わるから面白い。
カッコよかったり可愛らしかったり。
だからすごい勉強にもなる。
篠崎「あっ、ごめん。
ちょっと電話。少し待ってて。」
涼太「はぁーい。」
篠崎さんが部屋から出ていった。
涼太「ふふっ。Aちゃん1人でやっちゃう?」
「絶対に出来ません!笑」
涼太「だよね。笑」
「なのでもう少し待っててください。」
涼太「はーい。」
片寄さんは気さくにいつも話しかけてくれる。
でもたまに、いやいつも、
答えに困る質問をしてくる。
涼太「ねーAちゃん、GENEで誰が1番好き?」
ほらね。笑
「えっ?皆さん好きですよ?」
涼太「ふーん。まだ初恋の人のこと思ってんの?」
「えっ…はい。」
涼太「初恋の人思ってばっかやと、
近くに素敵な人おるのに
気付かへんでもったいないかもよ?笑」
「ふふっ。何ですか、それ?笑」
涼太「例えば俺とか?笑」
「ふふっ。ありがとうございます。笑」
涼太「くくっ。釣れないなぁー。笑
初恋の人、どんな人やったっけ?」
片寄さんが私を恋愛対象として
見てるとは到底考えられない。
100%ないと断言出来る。
それより、よくこの話を皆さん振ってくる。
何回も話してる気がするのに。苦笑
たぁーくんのことを思い出せるから、
聞かれてもあまり気にしないけど。
でも…
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ゆうぴ - もうゆうぴ好きすぎる。私もゆうぴとくっつきたい!笑 このお話作ってくださって、ありがとうございました! (2018年12月28日 23時) (レス) id: c9d06c9877 (このIDを非表示/違反報告)
尼崎の雑草になりたい(プロフ) - ゆうぴの優しさが滲み出てずっとニヤニヤ笑最高の作品ですね!!! (2018年10月18日 0時) (レス) id: 78d74eec29 (このIDを非表示/違反報告)
a - きゅんきゅんしました!続編が見たいです (2018年10月6日 11時) (レス) id: e3a6416106 (このIDを非表示/違反報告)
horichoman(プロフ) - この作品とてもだいすきです!ぜひ続編お願いします!! (2018年8月29日 12時) (レス) id: 024eaff229 (このIDを非表示/違反報告)
まお(プロフ) - Megさんの作品もっと読みたいと思ってたらこの作品を見つけイッキ読みしてしまいました笑笑ほんとに良かったです! (2018年4月8日 13時) (レス) id: 4a7781575b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Meg | 作成日時:2017年11月13日 18時