210 隼side ページ10
.
隼side
Aの婚約者が出張でいないから、
実家に帰ってきてる。
いつまでいるか分からないけど、
目と鼻の先だから会えるかもしれない。
微かな期待を胸に、Aの家の前を歩く。
っていつも歩いてるんだけど。
剛典「隼。おはよ。」
隼「おはよ。」
剛典「ふっ。俺でごめんね。」
隼「いや…苦笑」
剛典「Aならもう帰ったよ。」
隼「えっ？」
剛典「一昨日。俺に気を使ってね。
仕事の邪魔になるって。」
隼「あぁ。なるほどね。」
剛典「今、あいつなら
そうするだろうなって思ったでしょ？」
隼「うん。」
そっか…結局会えずじまいか…。
会ったところで、
何話していいかわからないけど。
剛典「今、家に1人だから押しかけちゃえば？笑」
隼「いや…苦笑」
剛典「隼なら許されるけど？」
隼「いや、許されないでしょ。苦笑」
剛典「そうかなぁ？」
剛典さん…何言ってんの？苦笑
もう俺らそういう関係には戻れないんだから…。
剛典「もうAの隣には戻りたくない？」
隼「…。」
剛典「ふっ。ごめん。
困るよね。こんなこと聞いて。」
隼「いや…。今も俺の隣はあいつだと思ってる。」
剛典「ふふっ。よかった。ありがとね。」
隼「…ん。」
婚約者がいる人を想ってるのに…
よかったって…苦笑
剛典「俺にとっては隼は家族だから。
これからもずっとね。」
隼「…ありがと。」
じゃ、勉強頑張って。って俺の肩を
ポンポンっと叩いて車に乗った剛典さん。
あの人は一生超えられない。本当にすごい人。
剛典さんと別れて、大学へ向かった。
あいつ…今1人なんだ。
あまり1人が好きじゃないくせに。強がんなよ。
剛典さんに甘えなかったら、今誰に甘えんだよ。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 577人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
のん(プロフ) - Megさん» ですね！w逆にもどかしいのが読んでて楽しいです！w絶対読みます！誓います！w (2018年1月31日 21時) (
レス) id: 5349df1511 (このIDを非表示/違反報告)
Meg(プロフ) - れっどあっぷるさん» ダメっ！私が一番の動き回る！！負けないっ！！笑 くみこぉー！！笑 完結に繋げていくように頑張るよ！！�靴呂諭次�ないっ！まじでこんなに作品長すぎるもんっ！！笑 (2018年1月30日 21時) (レス) id: 9ec0205a78 (このIDを非表示/違反報告)
Meg(プロフ) - 唯菜さん» ありがとうございます！私も常に携帯が手放せません！続き書かなきゃ！笑 予想つかないですよね。こえー！って感じになるかも？！笑 なので隼くん諦めないで！って祈り続けてこれからも読んでください！！笑 (2018年1月30日 21時) (レス) id: 9ec0205a78 (このIDを非表示/違反報告)
Meg(プロフ) - ヒナタサキ:)さん» 寂しくなってくれてありがとう！！でも長すぎるから、そろそろ完結しないとね！笑 気になる！気になったら見ちゃう！笑 よろしくお願いします！愛を全面的に出して出して出しまくりましょ！！笑 (2018年1月30日 21時) (レス) id: 9ec0205a78 (このIDを非表示/違反報告)
Meg(プロフ) - ゆんみんさん» これから動き出します！！笑 くみこの想い、叶うといいなぁーなんて思っていたり。笑 主人公にとって隼くんは特別な存在ですからね！！少しの会話でも元気になれちゃうんですよ！！愛っすね！笑 (2018年1月30日 21時) (レス) id: 9ec0205a78 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：Meg
| 作成日時：2018年1月7日 19時
