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家に帰ってきて、
自分の部屋で、隼との写真を眺めてた。
剛典「入っていい？」
「どうぞ。」
ゆっくりと部屋のドアが開いて
剛典さんが入ってきた。
剛典「お疲れ。」
「…はい。」
剛典「ごめんね。」
「剛典さんは悪くないですから。
誰も…お父様もお母様も悪くないです。」
剛典「…ごめん。」
「…。」
剛典「…俺は…
Aを見捨てないから。絶対に。」
「…はい。」
剛典「もう少しだけ、我慢して。
お願い。絶対に助けるから。」
「…。」
剛典「絶対に。」
*****
どうやって…剛典さんは
助けてくれるのだろうか…。
“絶対”という言葉は…信じられない。
だって…隼と私の関係には
“絶対”は存在しなかったから。
現に…助けると言ってくれて、1年は経ってる。
後部座席に広臣さんと2人…。
沈黙を破るのはいつも、彼。
広臣「大学どう？」
「…別に。」
広臣「ふーん。」
「…。」
広臣「まぁ卒業するまでは自由だから。」
「…。」
自由なんかじゃない。
大学卒業したら…私は五十嵐から登坂になる。
あと…2年…。たったの…2年…。
つらいよ…。
家に着くと運転手さんとは別の者が
後部座席のドアを開けてくれる。
無駄だといつも思う。
中から開ければいいし、それが嫌なら運転手さんに
開けてもらえば済むのに…なんで違う人が…。
まぁ聞く気にもならないからいいけど。
家に入ると、おかえりなさいませと
お手伝いさんたちの声が聞こえる。
小さくお辞儀をするだけで…
誰とも話したいとは思わない。
だってここにいる人達はみんな、
広臣さんが連れてきた人達だから。
ここにいるお手伝いさん…若めの人が多い。
自分がちやほやされたいっていうのが
見え見えで嫌だ。仲良しごっこなんてしたくない。
私の仲のいい専属運転手やお手伝いさんは
五十嵐家にいる…。
ノリのいい2人に会いたいなぁー。
私のわがままにも
付き合ってくれたあの2人が良かったのに…。
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嶺音(プロフ) - Megさん» ぜひ聴いてみてください！続き楽しみにしてます！ (2017年11月16日 5時) (
レス) id: 6d13a2784c (このIDを非表示/違反報告)
ヒナタサキ:)(プロフ) - Megさん» もう少し早かったらなあ…（苦笑）全然大変じゃないですよ!!それにMegさんはほとんど毎日、どれかは更新してくれるから読むほうとしては嬉しいです(笑) (2017年11月14日 22時) (携帯から) (レス) id: 63efb632b5 (このIDを非表示/違反報告)
Meg(プロフ) - ヒナタサキ:)さん» ついに会えたのに、タイミング悪しでした。泣 そうです！たくさんかけ持ちしてるのに、また新作を作るというやらかしです。笑 更新は大変じゃないですが、読む方が大変ですよね。またこの作者違うの更新してるよ！って思われる…苦笑 (2017年11月14日 18時) (レス) id: 9ec0205a78 (このIDを非表示/違反報告)
ヒナタサキ:)(プロフ) - Megさん» いいんです(笑)ついに再会!!!っても本当にタイミングが…って感じですね（苦笑）Megさんやらかす、って新作のことですか？(笑)個人的にはMegさんの作品をまた一つ多く読めるから嬉しいんですけどね、更新するほうは大変ですよね(笑) (2017年11月13日 23時) (携帯から) (レス) id: 63efb632b5 (このIDを非表示/違反報告)
Meg(プロフ) - 嶺音さん» コメントありがとうございます！NEWSのその曲を知らないので聞いてみます！切ない曲は基本、今のこの作品にマッチします。もっとハッピーな作品にしたいんですけどね。やばい。その曲が気になってきたので、探してみます！！ありがとうございます！ (2017年11月13日 18時) (レス) id: 9ec0205a78 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Meg
| 作成日時：2017年10月27日 21時
