私の居場所 �� 〜GENEからの愛〜

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玲於side




あまり絶叫系が得意じゃない。

でもそんなのこと言ったら

晴美や楓にバカにされる。


だから平気なフリして乗ってたのに…。



Aは気づいてたみたい。ダサい…俺…。



しかも、休みたいって気持ちも察してくれて、

あたかも自分が休みたいかのように

みんなに言って、俺を休ませてくれた。


本当に気遣いの出来るいいやつ。



他のヤツらならバカにすると思うけど、

Aは絶対にバカにしない。


心配してくれてありがとう…。




A「横になる？」


玲於「大丈夫。でも少し休む…。」



涼太も亜嵐もいないこの空間。


少しくらい…いいよね？



Aの肩にもたれかかった。


自分でやっておきながら…恥ずかしい///




でもAが嫌がらないから…

もたれかかって少し休んだ。




学園祭が終わっていろんな奴に

告白されては断ってるA…。



もし俺も告白したら振られる？





A「玲於も苦手なものあるんだね。」


玲於「Aは？」


A「…遊園地なら
お化け屋敷は無理かなぁー。笑」


玲於「ふーん。」


A「私…昔はいつも1人だったから…。
テレビでおばけとか幽霊とかの
番組を見るのも無理だったの。笑
寝てて目を開けたら目の前に…
なんて考えたら眠れないんだよ。
子供でしょ？未だにこれなの。笑」


玲於「別に。でも、きっと今日行くよ？」


A「やっぱり？そう思う？汗
でも玲於も頑張ったから、私も頑張るよ。笑」


玲於「そっ。」


A「ごめんね、話しかけて。
ちゃんと休んでね。」



休んで気持ち悪いのが少し治まってきた。

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