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しばらく経って
看護師に片寄さんのお付き添いの方。
あとは採血の結果を待つのでベッドに移動します。
鎮痛剤を使って休んでるのでそばにどうぞ。
と涼太くんが横になっている
ベッドのそばに座った。
.
まだつらそうな表情で、
口がへの字になっている。
A「…。」
無意識に涼太くんの頭をなでてしまった。
涼太「…ん。」
A「…あっ、ごめん。」
涼太「いや、ごめん。付き合わせて。」
話せるほどに落ち着いた涼太をみて
ホッとしたA。
A「ううん。大丈夫。
まぁ何かと思ったけどね。笑」
涼太「…ごめん。」
A「んもぉー。謝りすぎ!
大丈夫だから。ゆっくり休みな?
あっ、さっき涼太くんの携帯に
龍友くんから電話かかってきて出ちゃった。
龍友くん、お母さんと一緒にこっち向かうって。」
涼太「ははっ。苦笑 ありがとう。」
.
臣「開けるぞ。」
カーテンを開けて顔を覗かせた臣
涼太「えっ、汗」
臣「んだよ。大丈夫そうじゃねーか。笑
ったくビビらすなよな。笑」
A「ごめん。
お兄ちゃんに電話しちゃった。苦笑」
涼太「…すみません。わざわざ。」
臣「まぁよかったわ。ゆっくり休め。」
涼太「はい。」
臣「俺、待合室にいるから。」
A「えっ?…あぁーうん。」
涼太の顔をみて、
フッっと笑って待合室に行った臣
.
A「休みたいなら…私も待合室に行こうか?」
涼太「…お願い。ここにいて?」
A「ふふっ。いいよ。」
涼太が手を差し出したので、握ったA。
涼太「ふふふっ。ありがと。」
そう言って目を瞑った涼太。
.
少しの間、手を握ってた。
一緒に登下校してた時は
よく手を繋いでいたな…。
って思うと、なぜが胸がズキッと痛くなった。
.
カーテンの外が賑やかになった。
兄がカーテンを開けたと同時に
パッと手を離した。
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Meg(プロフ) - ちぇりーさん» 龍友くんと臣兄は優しいんすよー!!主人公が優しいから周りもあたたかい人でいっぱい!更新がんばるー!!私もさくらちゃん好きー!毎回コメント嬉しすぎる!! (2017年7月18日 18時) (レス) id: 9ec0205a78 (このIDを非表示/違反報告)
ちぇりー - よかったぁー!涼太~!あ、てか、龍友母たよりになりすぎ!笑なにげに笑臣兄と龍友くんの優しさがはんぱないですね。きゅんです。更新ありがとなー!大変やと思うけどがんばれっ!大好きじゃよ。めぐちゃん。 (2017年7月16日 22時) (レス) id: 00da48eef1 (このIDを非表示/違反報告)
Meg(プロフ) - ちぇりーさん» こっちのは結構ゆっくり作ってるからドドンと更新はしないの♪笑 夏恋ちゃん…こんなキャラじゃないと思うけど、ごめんと思いながら書いてます!!笑 ちゃんと明かされるのでお楽しみに、ニッシッシ笑 (2017年7月14日 22時) (レス) id: 9ec0205a78 (このIDを非表示/違反報告)
ちぇりー - いつでもだいじょーぶやで!ゆっくりでもっ!りょうた?大丈夫か!?!てゆーか、かれんちゃんはんなんや?とどゆことやねんー!笑ちょっと、はやく、明かされることを祈っております。 (2017年7月14日 22時) (レス) id: 00da48eef1 (このIDを非表示/違反報告)
Meg(プロフ) - ちぇりーさん» ありがとー!!頑張る!!モヤモヤさせてごめんね。笑 玲於はさり気ない優しさ。照れ屋さんだから。笑 更新する!頑張って毎日できるようにする!っても無理な日あるんだけど(><) (2017年7月14日 21時) (レス) id: 9ec0205a78 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Meg | 作成日時:2017年6月27日 21時