声が枯れるまで叫びたい [１]

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隆二「んじゃ昼休み。
5限からは普通の授業だからなぁー！」


クラス「はぁーい！」




亜嵐「ねぇーご飯一緒に食べない？」



急に振られた無理難題。



「…。」


亜嵐「隣の席だから仲良くなりたくて。」


「…。」


亜嵐に向かって深くお辞儀をして

お弁当を持って教室を出た。



亜嵐「えっ…汗」


呆然とする亜嵐に近寄る隼達。


夏恋「亜嵐くんって呼んでいい？
私たちとご飯一緒に食べようよー！」


亜嵐「あっ。うん。呼び捨てでいいよ。」


隼「よし！亜嵐！よろしく！食べよ。」


亜嵐「うん。みんな、よろしくねっ！」


隼･玲於･夏恋･伶菜そして亜嵐の5人で

ご飯を食べることになった。



亜嵐「あのさ…なんであの子話さないの？」


伶菜「人と話すの苦手らしい。」


玲於「ちげーだろ。喋る人選んでるって噂だよ。」


夏恋「あー。涼太くんねっ！
隼ぉーもっと頑張らないとぉー！笑」


隼「えっ？いいよー。無理に話すことないじゃん。
それに涼太とも話してないと思うけどね。
…それより亜嵐って頭いいんでしょ？
高校から入ってくる人って
頭良くないと無理って聞くから。」


亜嵐「いやいや。頭良くないよ。苦笑」


夏恋「Aより頭よかったりしてー！」


亜嵐「えっ？あの子頭いいの？」


玲於「学年一位。っても多額の金で
1位保持してるって噂あるけどな。」


伶菜「噂ばっかり。笑」


玲於「うっせー！みんなだって信じてるくせに。」


夏恋「知らない？五十嵐財閥。
あそこの娘なんだよ。
この学校、かなりお金貰ってるんじゃないかな？
話さなくても先生方何も言わないもん。
ねっ？隼！！」


隼「いやー。違うと思うけどなぁー。苦笑」


玲於「コネで学校入ったらしいし。」


伶菜「それも噂なんでしょ？笑」


玲於「…わりーかよ！」


隼「まぁまぁまぁ。苦笑」


亜嵐「ふーん。」

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