声が枯れるまで叫びたい [１]

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隆二「んじゃ役員、委員会、係決めるぞ。
まず学級委員。立候補いるかぁー？」



この学校は1人1人役目を持つことが

義務付けられている。


責任を持つ意識付けらしい。




玲於「んなの、決まってんじゃん。笑」


隆二「えっ？」


隼「仕方ないなぁー。笑
俺立候補しちゃおu……」


亜嵐「はい！早く慣れたいので俺やりたいです！」


隼「えっ…。」


玲於「まじか。苦笑」



隆二「小森と白濱どっちかだな。」


隼「…じゃあ俺、副学級委員でいいよー！」



隼が学級委員になる必死の理由、

この２人以外知っている。



別にいいのに…。




隆二「んじゃ白濱が学級委員なっ！拍手っ！」




クラスが拍手でいっぱいになり、

亜嵐は教壇に立った。



亜嵐「よろしくお願いします。じゃあ次は…」


隼「はいはい！！書記はAを推薦しますっ！！」


亜嵐「えっ？」


夏恋「はい、決定っ！！笑」


隼「あいつ、字綺麗だから。」


玲於「それだけじゃねーくせに。笑」




亜嵐「あっ…うん。じゃあ書記お願いできる？」


「…。(ｺｸﾘ)」




頷き、教壇に向かうA



そう。隼が必死なのは私への気遣い。


話さない私には委員会は無理で、


話さなくても出来る書記は


中学の時から私のポジションになっている。




亜嵐「よろしくね。」


「…。(ｺｸﾘ)」


亜嵐「苦笑」




あとの委員会などはスムーズに決まった。

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